Elastic Compute Service (ECS) インスタンスに接続した後、インスタンスのログインパスワードをリセットできます。 これにより、ECSコンソールにログインする必要がなくなります。 インスタンス内からインスタンスのログインパスワードをリセットすると、リセット操作はすぐに有効になります。 インスタンスを再起動する必要はありません。 このトピックでは、LinuxインスタンスとWindowsインスタンスのログインパスワードをインスタンス内からリセットする方法について説明します。 このトピックでは、WindowsおよびCentOSオペレーティングシステムを使用します。
使用状況ノート
新しいパスワードの長さは8〜30文字で、次の文字タイプのうち少なくとも3つを含める必要があります。
小文字
大文字
数字
特殊文字:
( ) '~! @ # $ % ^ & * - _ + = | { } [ ] : ; ' < > , . ? /
Windowsインスタンスの場合、ログインパスワードはスラッシュ (/) で始めることはできません。
Linuxインスタンスのログインパスワードのリセット
この例では、CentOS 7.8が使用されます。 ログインパスワードをリセットするには、次の手順を実行します。
Linuxインスタンスに接続します。
詳細については、「パスワードまたはキーを使用したLinuxインスタンスへの接続」をご参照ください。
次のコマンドを実行して、ログインパスワードをリセットします。
sudo passwd <ユーザー名>
新しいパスワードを入力し、
Enter
キーを押します。新しいパスワードをもう一度入力し、
Enter
キーを押します。次のようなコマンド出力は、Linuxインスタンスのログインパスワードがリセットされたことを示します。
Windowsインスタンスのログインパスワードをリセットする
この例では、Windows Server 2019が使用されます。 ログインパスワードをリセットするには、次の手順を実行します。
Windowsインスタンスに接続します。
詳細については、「パスワードまたはキーを使用したWindowsインスタンスへの接続」をご参照ください。
Windowsデスクトップで、アイコンを右クリックし、[実行] を選択します。 [実行] ウィンドウで、
compmgmt.msc
と入力し、enter
キーを押します。[コンピューターの管理] ウィンドウで、
を選択します。[Administrator] などのユーザー名を右クリックし、[パスワードの設定] を選択します。
[管理者のパスワードの設定] ウィンドウで、[続行] をクリックします。 [新しいパスワード] フィールドに新しいパスワードを入力します。 次に、[パスワードの確認] フィールドにパスワードを入力します。
[OK] をクリックします。
次のようなウィンドウは、Windowsインスタンスのログインパスワードがリセットされたことを示します。