Function Compute は HTTP トリガーをサポートしています。HTTP トリガーが設定されている関数は、HTTP リクエストにより実行をトリガーできます。 この点で関数は、HTTP リクエストを受信し、処理結果をクライアントに返すため、Web サーバーのように考えることができます。
HTTP トリガーをバインドした後、Function Compute により提供されるデフォルトのアドレス<account_id>.<region>.fc.aliyuncs.com/<version>/proxy/<serviceName>/<functionName>/[action?queries]
経由で関数にアクセスできます。カスタムドメイン名を使用して関数にアクセスするには、Function Compute でカスタムドメイン名をバインドします。本チュートリアルでは、カスタムドメイン名のバインド方法について説明します。
シナリオ
HTTP トリガーに基づく Web サーバーを構築します。本チュートリアルでは、関数 f1 と f2 を例として使用します。これらの関数は、リクエストをそのまま出力します。
期待される結果
関数の実行は、カスタムドメイン名でアクセスすることによりトリガーできます。
前提条件
中国でサービスを展開する場合、ドメイン名の ICP 登録が必要です。ICP 登録の詳細については、「ICP」をご参照ください。
操作手順
本チュートリアルには、次の手順があります。
- HTTP トリガーに基づき Web サーバーを構築します。
- ドメイン名を解決します。
- Function Compute でカスタムドメイン名をバインドします。
- 関数をテストします。
- カスタムドメイン名でリクエスト送信し、関数の実行をトリガーして結果を確認します。
関連情報
カスタムドメイン名の詳細については、「カスタムドメイン名のバインド」をご参照ください。