コンソールまたは API により、t5 インスタンスを作成し、作成したインスタンスタイプを変更できます。
インスタンスの作成
t5 インスタンスは、以下のような「ウィザートを利用したインスタンスの作成」から作成できます。 t5 インスタンスの作成の際には、以下の設定を考慮します。
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ネットワークタイプ: VPC のみサポートされます。
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イメージ: t5 インスタンスに対する最大のメモリサイズは 512 MiB です。Linux または Windows Server 1709 オペレーティングシステムのみ選択できます。 最小で 1 GiB のメモリが必要なオペレーティングシステム、Windows Server 2016 などはサポートされません。 イメージの選択について詳しくは、「システムイメージの選択方法」をご参照ください。
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t5 インスタンスタイプ: [T5 インスタンスの無制限モードの有効化] チェックボックスをオンにして、パフォーマンス制約のない t5 インスタンスを作成します。 [T5 インスタンスの無制限モードの有効化] チェックボックスがオフの場合、t5 標準インスタンスが作成されます。 t5 インスタンスの作成後にモードを変更することができます。
t5 インスタンスの実行モードの変更
t5 インスタンスのライフサイクル内であれば、リアルタイムでコンソールまたは API ModifyInstanceAttributeを介して、"標準" と "無制限" の間で実行モードを変更できます。
Running
)にある必要があります。
コンソールでの実行モードの変更は以下の手順に従います。
- [ECS コンソール] にログインします。
- 左側のナビゲーションウィンドウから [インスタンス] をクリックします。
- リージョンを選択します。
- インスタンスのリストで、対象となるインスタンスを検索し、[インスタンス ID] をクリックします。
- [インスタンスの詳細] ページの [基本情報] 部分で、[詳細] をクリックします。無制限モードに変更するために [クレジット指定モードの切り替え] をクリックします。 標準モードに戻すには [クレジット指定モードの切り替え] を再度クリックします。
操作/ステータス | 結果 |
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インスタンスの停止 | 再起動後のデフォルトモードは標準モードです。 |
インスタンスの再起動 | 再起動後でも実行モードは変わりません。 |
支払いエラー | 実行モードが、標準モードに変更されます。 支払いが成功した後、元のモードに復元されます。 |
CPU 使用率および CPU クレジットの表示
ECS コンソールで、CPU 使用率、消費された CPU クレジット、発生した CPU クレジット、超過 CPU クレジットおよび事前 CPU クレジットなどのインスタンスの CPU 情報が参照できます。
- [ECS コンソール] にログインします。
- 左側のナビゲーションウィンドウから [インスタンス] をクリックします。
- リージョンを選択します。
- インスタンスリストから、対象となるインスタンスを検索します。 [インスタンス ID] をクリック、または "操作" の [管理] をクリックします。
- [インスタンスの詳細] ページの [モニタリング情報] エリアでメトリクスを参照します。
- Windows:「インスタンスへの接続」の後、 [タスクマネージャー] で CPU 使用率を参照します。
- Linux:「インスタンスへの接続」の後、
top
コマンドを実行し CPU 使用率を表示します。
インスタンスタイプの変更
ECS コンソールで、長い期間 CPU 使用率がベースラインパフォーマンスレベルのまま、または滅多にベースラインレベルを超えないことが分かった場合、お使いのインスタンスタイプはニーズに合っていないか、ニーズを超えています。 どちらのケースでも、インスタンスタイプの変更を検討します。
課金方法に基づたインスタンスタイプを変更できます。
- サブスクリプションインスタンス: インスタンスタイプを「インスタンス設定のアップグレードまたはダウングレード」により変更できます。
- 従量課金インスタンス: 「インスタンスタイプの変更」により設定を変更できます。
対象となるインスタンスタイプファミリーについて、「インスタンスタイプのアップグレードをサポートするインスタンスタイプファミリー」をご参照ください。