ヘルスチェックを有効にする
GTM を使用するには、アドレスプールの IP アドレスのヘルスチェックを設定して、アプリケーションサービスの可用性を確保する必要があります。GTM では、アプリケーションサービスアドレスの可用性に応じて、自動的に障害隔離とフェールオーバーを実現しています。
操作手順
- GTM コンソールにログインします。
- インスタンスリストの右側にある [設定] をクリックして、[設定] ページに移動します。
- [アドレスプールの設定] タブで、ヘルスチェックの設定項目を見つけ、[変更] をクリックします。ヘルスチェックの編集ボックスが表示されます。
- 名前の設定:簡単に覚えられて識別できるヘルスチェック名を設定します。
- ヘルスチェックプロトコルを選択します。ビジネス要件に基づき、 ping、TCP、または HTTP(S) を選択することができます。ping プロトコルはデフォルトで使用されます。
- パケット数を選択します。このパラメーターは、ping チェックモードで検出中に、ターゲットアドレスに送信される ping 検出パケットの総数を示します。この例では 50 が選択されています。
- パケット損失しきい値を設定します。このパラメーターは、ping チェックモードでの、検出ごとのパケット損失率のアラームしきい値を示します。パケット数/ping パケットの総数 × 100%**に等しくなります。この例では 30% が選択されています。
- タイムアウトのしきい値を設定します。このパラメーターは、ping チェックモードでの、検出応答ごとのタイムアウトしきい値を示します。応答時間がタイムアウトしきい値を超えると、アラームがトリガーされます。この例では 2 秒 が選択されています。
- 失敗率を設定します。ping チェックモードでは、各監視ノードは独立して同時に検出を実行します。失敗率 = アラームのある監視ノードの数/監視ノードの総数 × 100%。
- 監視ノードを選択します。このパラメーターは、ping チェックモードでの、監視ノードの位置情報を示します。現在のアドレスを監視するために、最大 7 つの監視ノードを設定できます。アプリケーションサービスの IP アドレスが中国本土の場合は、中国以外の監視ノードを使用しないでください。アプリケーションサービスの IP アドレスが中国以外の場合は、中国本土のモニタリングノードを使用しないでください。そうしないと、ネットワークの問題により誤ってアラームが発生する場合があります。