一つ以上のインスタンスでクラウドアシスタントコマンドを実行できます。 それぞれのインスタンスで実行されるクラウドアシスタントコマンドの実行ステータスと対応する結果は他のインスタンスの実行結果に影響を与えることはありません。 また、必要に応じてそれそれのクラウドアシスタントコマンドでの実行間隔を設定することもできます。
制限
- 各 Alibaba Cloud リージョンでは 1 日あたり最大 500 のクラウドアシスタントコマンドを実行することができます。
- 一度に最大 50 のインスタンスでコマンドを実行することができます。
- 対象となるインスタンスのステータスは、[実行中]でなければなりません。
- 対象となるインスタンスには、クラウドアシスタントクライアント がインストールされていなければなりません。
- 対象となるインスタンスのネットワークタイプは、VPC 接続でなくてはなりません。
- クラウドアシスタントコマンドの実行時間は 10 秒以上となります。
- コマンド実行の時刻設定は、ECS インスタンスから取得したシステム時刻に基づき中国の標準時(UTC +08:00) で行います。 ECS インスタンスの時刻や時間帯が要求に合致しているかどうか確認します。
コマンドの実行
ECS コンソール上でクラウドアシスタントコマンドを実行するには、以下の手順に従います。
- ログインしますECS console。
- 左側のナビゲーションウィンドウで、[クラウドアシスタント] を選択します。
- ターゲットリージョンを選択します。
- 実行するクラウドアシスタントコマンドを検索し、[操作] 列の [実行] を選択します。 表示されたポップアップウィンドウで、次のパラメーターを構成します。
- [コマンドを表示] をクリックし、コマンドの内容を確認します。
-
[インスタンスを選択] をクリックし以下の操作を実行します。
- 一つ、または複数のインスタンスを選択します。
- 選択したいインスタンスをクリック
して加えます。
注 Windows インスタンスの場合、Bat か PowerShell コマンドを選択します。 Linux インスタンスの場合、Shell コマンドのみ選択できます。 全てのインスタンスには、クラウドアシスタントクライアントが [インストール] されている必要があります。 そうでなければ、選択できません。 - [OK] をクリックします。
-
[すぐに実行] か [スケジュールで実行] を選択します。
- [すぐに実行]: クラウドアシスタントはインスタンス上ですぐに実行します。
- [スケジュールで実行]: cron式表示が使用され、定期的にコマンドが実行されます。 必要な[実行時間] を入力します。 詳細は、 「cron式表示値の説明」 をご参照ください。
- [実行] をクリックします。
また、ECS API [InvokeCommand] を用いてクラウドアシスタントコマンドを実行することができます。
コマンド実行の停止
前提条件: コマンドは定期的なものか [実行中]のステータス でなければなりません。
ECS コンソールでコマンドを停止するには、以下の手順に従います。
- ログインしますECS console。
- 左側のナビゲーションウィンドウで、[クラウドアシスタント] を選択します。
- ターゲットリージョンを選択します。
-
[実行記録] エリアで、停止したいコマンドを検索し、[操作] 列から [コマンドを停止] を選択します。