API Gateway が Function Compute で関数の実行をトリガーすると、 API Gateway からのデータは関数のイベント入力パラメーターに渡されます。このパラメーターは、関数のデバッグに使用できます。
制限事項
関数コードをデバッグする必要がある場合は、次の点を考慮してください。
API Gateway と Function Compute 間のデータ通信に使用されるパラメーターの形式は、特定の要件を満たす必要があります。
関数をテストする前に、コンソールでトリガーイベントの形式を変更できます。
API Gateway のリクエスト形式
Function Compute が API Gateway のバックエンドサービスとして機能する場合、事前に定義された構造で、API Gateway は、Function Compute の event
入力パラメーターに、リクエストパラメーターを渡します。Function Compute は以下のようにパラメーターを取得し、取得したパラメーターを処理します。
{
"path":"api request path",
"httpMethod":"request method name",
"headers":{},
"queryParameters":{},
"pathParameters":{},
"body":"string of request payload",
"isBase64Encoded":true|false //indicates if the body is Base64-encode
}
Function Compute のレスポンス形式
Function Compute は、次の JSON
形式で API Gateway に結果を返す必要があります。このレスポンスの形式は、 API Gateway で簡単に解析できます。
{
"isBase64Encoded":true|false,
"statusCode":httpStatusCode,
"headers":{response headers},
"body":"..."
}
関数のテスト
関数をテストするには、コンソールのコード編集ページで次の手順を実行します。
[コード] 、[イベント] をクリックし、 API Gateway からの入力パラメーターの形式をテストイベントに書き込みます。
[OK] をクリックしてテストイベントを保存します。
[実行] をクリックして、関数が実行されます。