Logtail はデフォルトでインクリメンタルログのみを収集します。 履歴ログをインポートする場合は、Logtail の履歴ログインポート機能を使用します。
始める前に
- Logtail のバージョンは
0.16.6
以上であること。 - 対象の履歴ログは、収集設定に属していなければならず、Logtail によって収集さていないこと。
- 履歴ログの最終変更時刻は、Logtail 設定時刻よりも前であること。
- ローカル設定の生成とインポートの最大間隔は1分であること。
- ローカル設定をロードする特別なアクションのため、Logtail がお使いのサーバーに
LOAD_LOCAL_EVENT_ALARM
を送信してこの動作を通知すること。
このタスクについて
Logtail は、リスニングをオンにして検出されたイベントに基づいてログを収集します。 Logtail はローカル設定をロードし、ログ収集をトリガーすることもできます。 Logtail は、ローカル設定をロードして履歴ログを収集します。
手順
- Logtail が設定をロードしたかどうかを確認するには?
ローカルファイル
local_event.json
を保存すると、Logtailはこのローカル構成ファイルを1分以内にメモリにロードし、local_event.json
の内容をクリアします。Logtailがローカルイベントを読み込んでいるかどうかは、次の方法で確認できます:
local_event.json
内のコンテンツが消去されているかどうかを確認します。 消去された場合、Logtail はローカル設定情報を読み込みます。/usr/local/ilogtail/ilogtail.LOG
ファイルに次の情報が含まれているかどうかを確認します。process local event
キーワード。local_event.json
の内容が消去されたが、これらのキーワードが見つからない場合、ローカル設定ファイルが無効でフィルタされている可能性があります。- ログ収集エラー診断で
LOAD_LOCAL_EVENT_ALARM
アラームがあるかどうかをクエリします。
- Logtail は設定情報をロードしましたが、それでもデータを収集できません。 この問題をどう処理しますか?
この問題は、以下の理由により発生する可能性があります:
- 設定情報が無効です。
- ローカル設定の
config
項目は存在しません。 - 対象のログは、収集設定内で指定されたパスにありません。
- 対象のログは既に収集されています。
- 収集済みのデータをどのように収集できますか?
収集済みのデータを収集するには、次の手順を実行します:
/etc/init.d/ilogtaild stop
コマンドを実行してLogtail を停止します。/tmp/logtail_check_point
ファイルでログのパスを検索します。- このログのチェックポイント(JSONオブジェクト)を削除し、変更を保存します。
- 手順3に従って、ローカルイベントを追加します。
/etc/init.d/ilogtaild start
コマンドを実行してLogtail を起動します。