棒グラフは、カテゴリの数値データを縦棒または横棒で比較します。折れ線グラフは、順序付けられたデータを表示しますが、棒グラフは異なるカテゴリデータを表示して、各カテゴリデータの数を表示します。
また、1 つの属性に対して、複数の長方形の図形を使用して、集合棒グラフまたは積み上げ棒グラフで、異なる側面からカテゴリデータの違いを分析することもできます。
基本コンポーネント
- X 軸 (横軸)
- Y 軸 (垂直軸)
- 長方形の図形
- 凡例
Log Service の棒グラフは、デフォルトで縦棒を使用します。長方形の図形の横幅は固定されており、高さは数値を表示します。 複数のデータ列が Y 軸にマッピングされている場合、集合棒グラフを使用して、データを表示します。
設定項目
設定項目 | 説明 |
---|---|
X 軸 | 通常、X 軸のカテゴリデータ |
Y 軸 | Y 軸の値の範囲となる 1 つまたは複数のデータ列 |
凡例 | 凡例の位置 (グラフの上部、下部、左または右) |
パディング | 座標軸とグラフ境界線の間の間隔 |
手順
- クエリページで、検索ボックスにクエリステートメントを入力し、時間間隔を選択して、検索をクリックします。
- グラフタブの
(棒グラフ) をクリックします。
- グラフのプロパティを設定します。
注 データカテゴリの数が 20 以下の場合は、棒グラフの使用を推奨します。横幅が広すぎると、解析および比較結果を直感的に表示できないため、データの数を制御するために
LIMIT
でデータ数を制御するすることを推奨します。なお、Y 軸にマッピングするデータの列は 5 つ以下にします。
例
単純棒グラフ
次のステートメントで、指定した期間における各 http_referer
の訪問数を照会します。
* | select http_referer, count(1) as count group by http_referer
X 軸に http_referer
、Y 軸に count
を指定します。

集合棒グラフ
次のステートメントで、指定した期間における各 http_referer
の訪問数および平均バイト数を照会します。
* | select http_referer, count(1) as count, avg(body_bytes_sent) as avg group by http_referer
X 軸に http_referer
、Y 軸に count
および avg
を指定します。
