ルールエンジンは、処理されたデータを IoT Hub からFC (Function Compute) に転送することができます。

- Function Compute コンソールで、サービスと関数を作成します。
- IoT Platform で処理されたデータを FC に送信するルールを作成し、そのルールを有効にします。
- ルールエンジンが設定されているトピックにメッセージを送信します。
- Function Compute コンソールで関数実行の統計を表示するか、関数の特定のビジネスロジックにを見て設定結果が正しいかどうかを確認します。
手順
- Function Compute コンソールにログインします。 サービスと関数を作成します。
- サービスを作成します。 サービス名は必須です。 必要に応じて他のパラメーターを設定します。
- サービスを作成したら、次に関数を作成します。
- 関数テンプレートを選択します。 ここでは例として、空白のテンプレートが使用されています。
- 関数のパラメーターを設定します。
この関数は、 Function Compute コンソールにデータを直接表示するように設定されています。
上図のパラメーターで、
サービス名: 「1.a」で作成したサービスを選択します。
関数名: 関数の名前を指定します。
ランタイム: 関数の実行環境を設定します (例: java8)。
コード設定: コードをアップロードします。
関数ハンドラー: FC を実行するために呼び出される関数エントリを設定します。 com.aliyun.fc.FcDemo::handleRequest に設定します。
必要に応じて他のパラメーターを設定します。 詳細については、『Function Compute』の設定項目をご参照ください。
- 関数が意図したとおりに動作するかどうかを確認します。
関数の作成後、 Function Compute コンソールで関数を実行して検証することができます。 関数の出力およびリクエストに関する情報が Function Compute コンソールに表示されます。
- サービスを作成します。 サービス名は必須です。 必要に応じて他のパラメーターを設定します。
- 関数が検証をパスした後、ルールエンジンを設定します。
- ルールエンジンを設定する前に、「ルールの作成と設定」の手順に従って、データを処理する SQL スクリプトを作成してください。
注 JSON 形式とバイナリ形式のデータを FC に転送することができます。
- ルール名をクリックすると、[ルールの詳細] ページに移動します。
- [データ転送]、[操作の追加] の順に選択します。 [操作の追加] ページで、パラメーターを設定します。
- 操作の選択: Function Compute を選択します。
- リージョン: ビジネス要件に基づいて、データを転送するリージョンを選択します。 そのリージョンに関連するリソースが存在していない場合は、Function Compute
コンソールでリソースを作成してください。
注 FC へのデータ転送は、中国 (上海) 、シンガポール、日本 (東京) などのリージョンでサポートされています。
- サービス: そのリージョンに存在するサービスを選択します。 利用可能なサービスがない場合は、[サービスの作成] をクリックします。
- 関数: そのリージョン に存在する関数を選択します。 利用可能な関数がない場合は、[関数の作成] をクリックします。
- 権限付与: IoT Platform に付与された、関数の実行権限を持つロールを指定します。 ロールをルールエンジンに割り当てる前に、関数を実行する権限を持つロールを作成する必要があります。
- ルールを有効にします。 ルールの実行後、IoT Hub は、コンパイルされた SQL 文で処理されたデータを FC に送信します。 Function Compute コンソールは、関数で定義されたロジックで処理されたデータを直接表示します。
転送結果の確認
Function Compute コンソールは、関数の実行についてモニタリングした統計情報を収集します。 関数実行に関する統計情報が、5 分程遅れてダッシュボートに表示されます。
