ECS コンソールで ENI を作成し、インスタンスにアタッチします。 最初に別途、エラスティックネットワークカードを作成しておきます。
ここでは、ECS コンソールでの ENI 作成方法について説明します。
制限
ENI を作成する前に、以下のような制限があることを確認します。
- ENI は VPC の VSwitch 内にあること。
- ENI は一つのセキュリティグループ内にあること。
前提条件
ENI を作成する前に、以下を実行する必要があります。
- VPC を作成してから VPC 内に VSwitchを作成します。
- 同じ VPC にセキュリティグループを作成します。
手順
ENI を作成するには、次の手順を実行します。
- ECS コンソール にログインします。
- 左側のナビゲーションウィンドウで の順に選択します。
- ターゲットリージョンを選択します。
- [ENI を作成] をクリックします。
- [ENI を作成] ダイアログボックスで、次の設定を実行します。
- [ネットワークインターフェイス名]: ENI の名前をつけます。
- [VPC]: VPC を選択します。 ENI をインスタンスにアタッチする場合は、同じ VPC でなければなりません。
注 ENI の作成後、VPC を変更することはできません。
- [VSwitch]: VSwitchを選択します。 ENI をインスタンスにアタッチする際は、同じゾーン内でなければいけませんが、同じ VSwitch 内である必要はありません。
注 ENI カード作成後、VSwitch を変更することはできません。
- [Primary Private IP]: ENI のプライベート IP アドレスとして IPv4 のアドレスを指定します。 IPv4 アドレスは指定した VSwitch の CIDR ブロックで使用できなくてはなりません。 プライベート IP アドレスを指定しない場合、ENI の作成後、自動的に IP アドレスが付与されます。
- [セキュリティグループ]: 選択した VPC において、セキュリティグループを選択します。
- [説明]: オプショナル ENI の説明を入力します。
- [OK]をクリックします。
その後、ネットワークインターフェイス ページで一覧表を更新します。 新しい ENI が 使用可能 状態になれば、作成成功です。
次のステップ
ENI の作成後、以下を実行できます。