ECS コンソールで ENI を作成し、インスタンスにアタッチします。 最初に別途、エラスティックネットワークカードを作成しておきます。

ここでは、ECS コンソールでの ENI 作成方法について説明します。

制限

ENI を作成する前に、以下のような制限があることを確認します。

  • ENI は VPC の VSwitch 内にあること。
  • ENI は一つのセキュリティグループ内にあること。

前提条件

ENI を作成する前に、以下を実行する必要があります。

  • VPC を作成してから VPC 内に VSwitchを作成します。
  • 同じ VPC にセキュリティグループを作成します。

手順

ENI を作成するには、次の手順を実行します。

  1. ECS コンソール にログインします。
  2. 左側のナビゲーションウィンドウで [ネットワークとセキュリティ] > [ENI] の順に選択します。
  3. ターゲットリージョンを選択します。
  4. [ENI を作成] をクリックします。
  5. [ENI を作成] ダイアログボックスで、次の設定を実行します。
    1. [ネットワークインターフェイス名]: ENI の名前をつけます。
    2. [VPC]: VPC を選択します。 ENI をインスタンスにアタッチする場合は、同じ VPC でなければなりません。
      ENI の作成後、VPC を変更することはできません。
    3. [VSwitch]: VSwitchを選択します。 ENI をインスタンスにアタッチする際は、同じゾーン内でなければいけませんが、同じ VSwitch 内である必要はありません。
      ENI カード作成後、VSwitch を変更することはできません。
    4. [Primary Private IP]: ENI のプライベート IP アドレスとして IPv4 のアドレスを指定します。 IPv4 アドレスは指定した VSwitch の CIDR ブロックで使用できなくてはなりません。 プライベート IP アドレスを指定しない場合、ENI の作成後、自動的に IP アドレスが付与されます。
    5. [セキュリティグループ]: 選択した VPC において、セキュリティグループを選択します。
    6. [説明]: オプショナル ENI の説明を入力します。
    7. [OK]をクリックします。

その後、ネットワークインターフェイス ページで一覧表を更新します。 新しい ENI が 使用可能 状態になれば、作成成功です。

次のステップ

ENI の作成後、以下を実行できます。