Logtail のログ収集中、正規表現解析に失敗、不正なファイルパス、また、トラフィックがシャードの上限を超えるといったエラーが発生することがあります。Log Service には、ログ収集エラーをデバッグする機能があります。

手順

  1. エラー診断ページを開く
    プロジェクト名をクリックしてLogstore リストに移動します。Logstore名の右横の診断をクリックします。 ログ収集エラーダイアログボックスが表示されます。
    図 1. 診断


  2. ログ収集エラーの表示
    ログ収集エラーダイアログボックスには、選択した Logstore の Logtail ログ収集エラーが一覧表示されます。
    図 2. 収集エラーの表示


  3. マシンのログ収集エラーをクエリ

    特定のマシンで発生したすべてのログ収集エラーを照会するには、マシンの IP アドレスをクエリページの検索ボックスに入力します。 Logtail は 5 分ごとにエラーを報告します。

    エラーを修正してサービス再起動しても、エラーが引き続き発生していないかどうかを確認します。過去のエラー報告も期限切れになるまでは表示されます。過去のエラー報告は飛ばして、新しいエラー報告のみを確認します。

次のタスク

エラータイプ 説明 処理方法
LOGFILE_PERMINSSION_ALARM Logtail に指定したファイルを読み取る権限がありません。 Logtail を起動したアカウントを確認します。Logtail の起動には、root ユーザーを推奨します。
SPLIT_LOG_FAIL_ALARM 行の先頭は正規表現では解析できないため、ログを行に分割することはできません。 正規表現が正しいこと、また、 * でないことを確認します。
MULTI_CONFIG_MATCH_ALARM 各ファイルは、1 つの Logtail のみが収集できます。 同じファイルを複数の Logtail が収集しているかどうかを確認し、重複があれば削除します。
REGEX_MATCH_ALARM ログコンテンツと正規表現が一致しません。 サンプルログをエラーコンテンツにコピーし、一致を再試行します。
PARSE_LOG_FAIL_ALARM JSON または区切り文字モードで、ログフォーマットが不適切なため失敗しています。 関連する詳細を表示するには、エラーをクリックします。
CATEGORY_CONFIG_ALARM Logtail 収集の構成が無効です。 よくある原因には、正規表現でファイルパスがトピックとして抽出されないことがあります。 その他の場合は、チケット起票して、サポートセンターにお問い合わせください。
LOGTAIL_CRASH_ALARM マシンリソースの使用制限を超えたため、Logtail がクラッシュしました。 詳細はLogtail 起動設定パラメーターをご参照ください。使用可能な CPU とメモリの上限を変更します。 ご不明な点がありましたら、チケットを起票して、サポートセンターにお問い合わせください。
REGISTER_INOTIFY_FAIL_ALARM Logtail は Linux に inotify 監視を登録できません。Logtail にフォルダへのアクセス権限がないか、フォルダが削除されている可能性があります。 ディレクトリが存在するかどうか、また、Logtail にディレクトリへのアクセス権限があるかどうかを確認します。
DISCARD_DATA_ALARM Logtail に割り当てられている CPU リソースが不足しているか、帯域幅を超えるパケットが送信されています。 Logtail 起動パラメータの設定を参照して、CPU 使用量の上限または同時に送信されるパケット数の制限を変更します。 ご不明な点がありましたら、チケットを起票して、サポートセンターにお問い合わせください。
SEND_DATA_FAIL_ALARM (1) プライマリアカウントの AccessKey が作成されていない。 (2) Logtail クライアントが Log Service サーバーに接続できないか、ネットワーク接続が不安定。(3) Log Service の書き込み上限が不十分です。 1. プライマリアカウントで AccessKey コンソールにログオンし、AccessKey を作成します。2. ローカル設定ファイル「/usr/local/ilogtail/ilogtail_config.json」を確認します。「curl <エンドポイント>」コマンドを実行します。3. 大量のデータを書き込むことができるよう、Logstore にシャードを追加します。
PARSE_TIME_FAIL_ALARM Logtail は、時間解析式で時間フィールドを解析できません。 ログの時間に応じて、式の解析時間を正しく設定します。
REGISTER_INOTIFY_FAIL_ALARM Logtail ログディレクトリの inotify 監視の登録に失敗しました。 ディレクトリが存在するかどうか、また、Logtail にディレクトリへのアクセス権限があるかどうかを確認します。
SEND_QUOTA_EXCEED_ALARM ログの書き込みが上限を超えています。 コンソールでシャードスケールアップを実行します。
READ_LOG_DELAY_ALARM 生成されたログの収集が遅れています。通常、Logtail に割り当てられている CPU リソースが不足しているか、ネットワーク帯域幅のスロットルが原因です。 詳細については、Logtail 起動設定パラメーターをご参照ください。使用可能な CPU の上限または同時に送信可能なパケット数を変更します。ご不明な点がありましたら、チケットを起票して、サポートセンターにお問い合わせください。
DROP_LOG_ALARM 生成されたログの収集が遅れており、未処理のログ収集に 20 回を超えて失敗しています。通常、Logtail に割り当てられている CPU リソースが不足しているか、ネットワーク帯域幅のスロットルが原因です。 詳細については、Logtail 起動設定パラメーターをご参照ください。使用可能な CPU の上限または同時に送信可能なパケット数を変更します。ご不明な点がありましたら、チケットを起票して、サポートセンターにお問い合わせください。
LOGDIR_PERMINSSION_ALARM Logtail にログモニタリングディレクトリを読み取る権限がありません。 ログ監視ディレクトリの有無を確認します。ディレクトリがあれば、ディレクトリのアクセス権限を確認します。
ENCODING_CONVERT_ALARM エンコードに失敗しました。 設定したログのエンコード形式とログのエンコード形式と一致するかどうかを確認します。
OUTDATED_LOG_ALAR ログは 12 時間以降に失効します。 考えられる原因: 12 時間経ってもログ解析されない、カスタム時間の設定が不適切、または、ログプログラムの時間出力が異常です。 READ_LOG_DELAY_ALARM の有無を確認します。存在すれば、READ_LOG_DELAY_ALARM の指示に従ってエラーを処理します。存在しない場合は、時間フィールドを確認してください。 時間フィールドが正しく設定されている場合は、ログプログラムの時間出力が正常かどうかを確認します。ご不明な点がありましたら、チケットを起票して、サポートセンターにお問い合わせください。
STAT_LIMIT_ALARM ログ収集構成ディレクトリのファイル数が上限を超えています。 ログ収集構成ディレクトリに多数のファイルとサブディレクトリが含まれているかどうかを確認し、ログモニタリングのルートディレクトリとモニタリング対象ディレクトリの階層を適切に構成します。
DROP_DATA_ALARM プロセス終了時、ローカルマシンへのログ送信にタイムアウトしました (送信されないログは削除されます)。 一般的に、重度の収集障害によって発生するエラーです。 詳細については、Logtail 起動設定パラメーターを参照し、ネットワークを使用して CPU 使用率の上限または同時送信の制限を変更してください。ご不明な点がありましたら、チケットを起票して、サポートセンターにお問い合わせください。
INPUT_COLLECT_ALARM 入力ソースを収集する際に例外が発生しました。 エラーメッセージの指示どおりにエラーを処理します。
HTTP_LOAD_ADDRESS_ALARM 無効な HTTP アドレスです。 アドレスの有効性を確認します。
HTTP_COLLECT_ALARM HTTP 収集時に例外が発生しました。 エラーメッセージの指示に従ってエラーをトラブルシューティングします。 一般的に、このエラーはタイムアウトによって発生します。
FILTER_INIT_ALARM フィルタの開始時に例外が発生しました。 一般的に、このエラーはフィルタの正規表現が無効であるために発生します。指示に従ってエラーを処理します。
INPUT_CANAL_ALARM MySQL binlog の実行中に例外が発生しました。 エラーメッセージの指示に従ってエラーをトラブルシュートします。Logtail 構成に更新がある Canal サービスが再開されることがあります。したがって、サービスの再起動エラーは無視して構いません。
CANAL_INVALID_ALARM MySQL binlog の内部ステータスの例外です。 エラーの発生時にテーブルのスキーマに変更がなかったかを確認します。本エラーは通常、binlog 実行時にテーブルのスキーマを変更し、属性情報に変更があった場合に発生します。変更のない場合は、チケットを起票して、サポートセンターにお問い合わせください。
MYSQL_INIT_ALARM MySQL の起動時に例外が発生しました。 エラーメッセージの指示どおりにエラーを処理します。
MYSQL_CHECKPOING_ALARM MySQL チェックポイント形式の例外です。 チェックポイント設定を変更する変更する必要があるか確認します。設定変更が必要ない場合は、チケットを起票して、サポートセンターにお問い合わせください。
MYSQL_TIMEOUT_ALARM MySQL クエリにタイムアウトしました。 MySQL サーバーエラーまたはネットワークエラーの有無を確認します。
MYSQL_PARSE_ALARM 解析不能な MySQL クエリの結果です。 MySQL に設定されたチェックポイントフォーマットが、指定フィールドのフォーマットと一致するかどうかを確認します。
解析エラーにより切り捨てられた完全なログを確認するには、マシンにログインし、「/usr/local/ilogtail/ilogtail.LOG」ファイルをご確認ください。