概要

Basic Edition は、ApsaraDB for RDS の新シリーズで、単一ノードアーキテクチャに基づいてデプロイされています。 主流のマスター/スレーブ High-Availability Edition と比較して、Basic Edition の持つノードは 1 つだけで、障害リカバリのためのスレーブノードはありません。 現在、MySQL と SQL Server の両方がこの新シリーズをサポートしています。

次の図は、Basic Edition と High-availability Edition のアーキテクチャを示しています。



比較優位性

High-Availability Edition のスレーブデータベースが使われるのはフェイルオーバーのみで、サービスには使われません。また、データベースの複製により、マスターデータベースのパフォーマンスが大幅に低下します。 この観点からすると、Basic Edition のパフォーマンスは、High-availability Edition よりも低くならず、さらに優れています。

Basic Edition は、基礎となるデータ分散ストレージ層を使用して複数のレプリカの安定性を保証します。つまり、物理ノードの 1 つに障害や損傷が生じても、データが失われることはありません。さらに、データベースノードを 1 つ減らすことでコストを大幅に節約できます。 その結果、Basic Edition の価格は High-availability Edition の半分になります。

データベースノードは 1 つしかないため、ノードに障害が発生した場合は、 ノードのリカバリに時間がかかります。そのため、環境の影響を受けやすく、 データベースに高い可用性が求められるビジネス向けには High-availability Edition を推奨します。

制限事項

Basic Edition は High-availability Edition の以下の機能には対応していません。

  • マスター/スレーブフェイルオーバー
  • ゾーンフェイルオーバー
  • 安全接続モード
  • ログ管理
  • 性能診断
  • 読み取り専用インスタンス
  • 災害リカバリインスタンス