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:Mock の設定

最終更新日:Mar 20, 2020

通常、プロジェクトは、特定の目標に向かって複数のパートナーが協働して開発します。利害関係者間の相互依存により各メンバーの作業が制限され、プロセス中に誤解が生じて開発プロセスに悪影響を及ぼしたり、プロジェクトのスケジュールに影響を与ぼしたりすることもあります。プロジェクト開発サイクルの初期段階で Mock を使用することで、作業やプロジェクトの結果をシミュレートできます。この結果、プロジェクト開発中にチームメンバー間の伝達ミスや誤解が大幅に減少し、開発効率が向上します。

API Gateway は、Mock モードでの簡易設定をサポートしています。

Mock の設定

Mock を設定するには、[API 編集] > [基本バックエンド定義] をクリックします。Configure Mock

1. Moc レスポンス結果の入力

Mock レスポンス結果フィールドに実際のレスポンス結果を入力できます。JSON、XML、またはテキスト形式の Mock レスポンス結果がサポートされています。例:

  1. "result"
  2. :title":"Mock test for API Gateway

Mock 設定を保存し、ニーズに応じてテスト環境か本番環境にリリースしてデバッグします。API デバッグページでデバッグすることもできます。

2. レスポンスの statusCode の入力

次の表に、statusCode の有効な値を示します。HTTP 1.1 レスポンスステータスコードの形式とステータスがサポートされています。次の表にない statusCode を指定すると、パラメーターが無効であることを示すエラーが報告されます。

http コード http メッセージ
200 OK
201 Created
202 Accepted
203 Non-Authoritative Information
204 No Content
205 Reset Content
206 Partial Content
300 Multiple Choices
301 Moved Permanently
302 Found
303 See Other
304 Not Modified
305 Use Proxy
306 (Unused)
307 Temporary Redirect
400 Bad Request
401 Unauthorized
402 Payment Required
403 Forbidden
404 Not Found
405 Method Not Allowed
406 Not Acceptable
407 Proxy Authentication Required
408 Request Timeout
409 Conflict
410 Gone
411 Length Required
412 Precondition Failed
413 Request Entity Too Large
414 Request-URI Too Long
415 Unsupported Media Type
416 Requested Range Not Satisfiable
417 Expectation Failed
450 Parameter Requried
451 Method Connect Exception
500 Internal Server Error
501 Not Implemented
502 Bad Gateway
503 Service Unavailable
504 Gateway Timeout
505 HTTP Version Not Supported

3. Mock ヘッダーの定義

API Gateway は、カスタム Mock ヘッダーと、重複するヘッダー名をサポートしています。ヘッダー名の値を空にすることはできず、数字、文字、アンダースコア (_)、ハイフン (-) のみを含めることができます。ヘッダーの値を空にすることはできません。

Mock の削除

Mock を削除するには、別のバックエンドサービスを設定します。Mock レスポンス結果の値は削除されないので、その値を次の Mock 設定で使用できます。変更をリリースする必要があります。変更は、リリース後に有効になります。