デジタル証明書を注文したら、証明書サービスコンソールにアクセスして、証明書のレビュー用の情報を記入します。 コンソールを使用して、ドメインに関する情報を入力します。 ドメインが正しく入力されている場合のみ、HTTPS サービスを利用可能な証明書が発行されます。

次に、証明書サービスコンソールは、購入した証明書に基づいてドメインの種類を入力するよう促します。

ワイルドカードドメインの概要

ワイルドカードドメインとは、"*" で始まるドメインです。 たとえば、*.a.com は正しいワイルドカードドメインですが、*.*.a.com は正しくありません。
このシナリオでは、ワイルドカードドメインは 1 つのドメインとしてカウントされます。 ワイルドカードがドメインにどのように機能するかについては、「"すべてのサブドメイン" ワイルドカード証明書でサポートされているドメインの概要」をご参照ください。

共通ドメインの概要

共通ドメインとは、特定のドメインであり、ワイルドカードドメインではありません。 たとえば、www.a.com や a.com は共通ドメインです。 証明書に追加できる共通ドメインの数は、証明書の注文で指定したドメインの数によって決まります。
buy.example.com や next.buy.example.com などの特定のサブドメインは、別のドメインと見なされます。

ドメイン情報とCSR の関係

  • CSR ファイルを手動で作成する場合、CSR ファイル内のドメイン (CN 属性) は、証明書に追加したドメインのいずれかである必要があります。 ワイルドカードドメインと共通ドメインの両方がドメイン情報に含まれている場合、共通ドメインを CSR ファイルの CN 属性として使用します。 CSR ファイルの詳細については、「CSR ファイルを作成する方法」をご参照ください。
  • システム機能で生成された CSR の使用を選択した場合、システムは CSR ファイル内に CN 属性として入力された最初のドメインを自動的に選択します。 ワイルドカードドメインと共通ドメインが両方ともドメイン情報に含まれている場合、最初のドメインとして共通ドメインが置かれます。