• RDS インスタンスのアップグレード手順

    RDS インスタンスのアップグレード中に最大 30 秒の一時的な切断が発生します。 中断によるサービスの利用不能を回避するには、事前に準備を行い、プログラムと RDS への自動再接続を設定する必要があります。

  • イントラネットとインターネット切り替えのリスク

    イントラネットとインターネット間の切り替え中に、RDS がサーバーとの接続が切断され、RDS の IP アドレスが変更されることがあります。 切り替え後、適切なタイミングでプログラムの接続アドレスを更新してください。

  • ロールバックリスク

    現在、RDS でサポートされているロールバックはインスタンス全体に対するものだけであり、単一のテーブルまたはデータベースは対象としていません。 データ損失を防ぐために、ロールバックの前に重要なデータのバックアップをとっておくことが重要です。 テーブルの一部またはデータの一部だけをロールバックする場合は、一時インスタンスまたはインスタンスのクローンを作成してデータを復旧することを推奨します。 一時インスタンスまたはクローンインスタンスが正常に作成されると、必要なデータが本番データベースに返されます。 詳細については、「 一時インスタンスを介してマスターインスタンスにデータをリカバリする 」をご参照ください。

  • RDS ロックポリシー

    現在、RDS でサポートされているロールバックはインスタンス全体に対するものだけで、単一のテーブルまたはデータベースは対象としていません。 データ損失を防ぐために、ロールバックの前に重要なデータのバックアップをとっておくことが重要です。 テーブルの一部またはデータの一部だけをロールバックする場合は、一時インスタンスまたはインスタンスのクローンを作成してデータを復旧することを推奨します。 必要なデータを一時インスタンスから本番データベースにインポートする必要があります。 詳細については、「一時インスタンスを介してマスターインスタンスにデータをリカバリする 」をご参照ください。

  • RDS フェイルオーバー

    RDS は高可用性を保証するためにマスタースレーブモードを採用しています。 マスターノードに障害が発生すると、RDS は 30 秒以内にスレーブノードにサービスをフェイルオーバーします。 フェイルオーバー中は、30 秒以内 (30 秒以内) のアクセス不能な期間が生じます。 サービス利用不能を回避するには、プログラムの自動再接続を RDS に設定する必要があります。

  • MySQL インスタンスのデータ同期モード

    • MySQL 5.1 では、マスターノードとスレーブノード間のデータ同期は非同期モードです。 このモードではインスタンスの高性能が保証されますが、マスターノードとスレーブノードの間で確率的なデータの不整合が生じる可能性があります。

    • MySQL 5.5 では、マスターノードとスレーブノード間のデータ同期は準同期モードです。 このモードでは、書き込みパフォーマンスがある程度低下しますが、マスターデータベースとスレーブデータベースの間でデータが矛盾する可能性は大幅に低減されます。 データの信頼性 (金融システムなど) に対する高い要件がある場合は、MySQL 5.5 以降のバージョンのインスタンスを購入することを推奨します。

    • MySQL 5.6 では、マスターノードとスレーブノード間のデータ同期は GTID (MySQL 5.6 の新機能) が使われます。 この機能で、パフォーマンスとデータ整合性の両方が保証されます。

  • RDS を使用する際の注意点

    RDS インスタンスを購入したあとは、データベースの基本的な O&M (高可用性の保証、バックアップ、セキュリティパッチなど) を実行する必要はありません。 次の事項にご注意ください。

    • RDS インスタンスの CPU、IOPS、スペース、および接続数が適切かどうかをご確認ください。 適切でない場合は、インスタンスを最適化またはアップグレードする必要があります。
    • RDS インスタンスにパフォーマンス上の問題がないか調べてください。たとえば、SQL のスロークエリが多数あるか、SQL ステートメントに最適化が必要か、過剰なあるいは欠落しているインデックスがないかなどをご確認ください。
    • RDS インスタンスに Web SQL インジェクションの警告が出ていないかをご確認ください。 警告が出ている場合、データベースは Web SQL インジェクションに対して脆弱である可能性があります。 その場合、Web SQL インジェクション攻撃を防ぐためにアプリケーションを修正してください。