バケットを作成するときは、バケットの所有者だけが、アクセス制御リスト(ACL)を使用してバケットの読み取りと書き込みの許可を設定できます。所有者は、サービス要件に従ってそのバケットのACLを変更することもできます。現在、バケットには3つのアクセス権があります。
権限 | アクセス制限 |
---|---|
公開読み書き | すべてのユーザー (匿名ユーザーを含む) がバケット内のファイルの読み取りおよび書き込み操作を実行できます。これらの操作によって発生する費用はバケットの作成者の負担になります。この権限を使用する際には注意してください。 |
公開読み取り | バケットの作成者のみがバケット内のファイルの書き込み操作を実行できます。ファイルの読み取り操作については、その他のユーザー (匿名ユーザーを含む) も実行できます。 |
非公開 | 権限を付与されたユーザーだけがバケット内のファイルの読み取り、書き込み、および削除を実行できます。その他のユーザーは権限が付与されていないと、バケット内のファイルにアクセスすることはできません。 |
詳細については、Access control を参照してください。
参照:
バケットの ACL の設定
- Console: ACL 設定
- SDK: Java SDK - Bucket の管理
- API: Put BucketACL
バケットの ACL の取得
- コンソール: コンソールにログイン後、バケット属性で ACL を確認できます。
- SDK: Java SDK - Bucket の管理
- API: Get BucketACL