現在 E-MapReduce では 『Hue』がサポートされています。Hue には Apache Knox を介してアクセスします。 本ページでは Hue の使い方の概要を説明します。

準備

セキュリティグループクラスターで、「セキュリティグループのルール」を設定し、ポート 8888 を開きます。

重要 限られた IP アドレスの範囲に対して、セキュリティグループのルールを設定します。 IP アドレス0.0.0.0/0はセキュリティグループに追加されません。

Hue へのアクセス

Hue にアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. EMR コンソールで、クラスター ID の右側にある [管理] をクリックします。
  2. [設定] ページの左側で、[アクセスリンクとポート]をクリックします。

パスワードの表示

初回の実行時に Hue に管理者がいない場合は、最初にログインしたユーザーが自動的に管理者に設定されます。セキュリティのために、E-MapReduce よりデフォルトで Hue サービス用に admin という管理者アカウントと、ランダムな初期パスワードが作成されます。初期パスワードを表示するには、以下の手順を実行します。

  1. クラスター ID の右側にある [管理] をクリックします。
  2. [クラスターとサービス] パネルで、[Hue] をクリックします。
  3. [設定] タブをクリックしてadmin_pwd パラメーターに移動します。 このパラメーターはランダムなパスワードです。
重要 EMR コンソールのログインパスワードを変更しても HUE に反映されません。HUE の管理者アカウント「admin」のパスワードを変更したい場合、「admin_pwd」の初期パスワードを使用して HUE にログインし、ユーザー管理モジュールでパスワードを変更する必要があります。

パスワードを忘れた場合の新しいアカウント作成

Hue アカウントのパスワードを忘れた場合は、以下の手順を実行して新しいアカウントを作成します。

  1. [クラスターリスト] ページで、ターゲットクラスターの隣にある[管理] をクリックします。
  2. 左側のナビゲーションウィンドウで、[クラスターの概要] をクリックします。
  3. [コアインスタンスグループ] で、マスターノードのパブリックネットワーク IP アドレスを取得します。
  4. SSH を介してマスターノードにログインします。
  5. 以下のコマンドを実行します。
    /opt/apps/hue/build/env/bin/hue createsuperuser
  6. 新しいユーザー名、メールアドレス、およびパスワードを入力し、Enter キーを押します。

    [スーパーユーザーが正常に作成されました] と表示されたら、新しいアカウントが正常に作成されています。新しいアカウントは直ちに有効になるので、新しいアカウントで Hue にログインします。

設定の追加または変更

  1. [クラスターリスト] ページで、ターゲットクラスターの隣にある[管理]をクリックします。
  2. サービスリストで [Hue] をクリックします。[設定] タブをクリックします。
  3. ページ右上隅の[カスタマイズ設定]をクリックし、"キー" フィールドおよび "バリュー" フィールドを設定します。 キーは以下の仕様に準拠している必要があります。
    $section_path.$real_key
    • $real_key は、hive_server_host などの、実際に追加されるキーです。
    • hue.ini ファイルでは、$real_key の前に$section_path が表示されます。

      たとえば、hive_server_host[beeswax] セクションにある場合は、$section_pathbeeswax です。 この場合は、追加するキーは beeswax.hive_server_host です。

    • hue.ini ファイルの多層セクション [desktop] -> [[ldap]] -> [[[ldap_servers]]] -> [[[[users]]]] ->user_name_attr の値を変更する必要がある場合は、設定するキーは desktop.ldap.ldap_servers.users.user_name_attr です。