タスクは、MaxCompute の基本的なコンピューティング単位です。 SQL、DML、MapReduce 関数などのコンピューティングタスクは、タスクごとに実行されます。

SQL DML 文MapReduceなどのように、ユーザーが送信するタイプのタスクのほとんどでは、最初に MaxCompute によってタスクが分析され、タスク実行計画が生成されます。 タスク実行計画は、相互依存関係のある複数の実行ステージで構成されます。 実行計画は、依存関係のある複数のステージで構成されます。

現在、実行計画は有向非循環グラフとしてローカルで表示できます。グラフの Vertix はステージを示し、Edge はステージの依存関係を示します。 MaxCompute では、グラフ (実行計画) の依存関係に基づいて、各ステージが実行されます。 1 つのステージには、ワーカーと呼ばれる複数のスレッドが含まれ、 ワーカーによってステージ内のコンピューティングが実行されます。 同一ステージ内にある複数のワーカーのロジックは全く同じですが、処理するデータが異なります。 計算タスクは、MaxCompute インスタンスで直接実行されます。たとえば、インスタンスのステータス表示インスタンスの停止などがあります。

SQL の DDL 文などの 計算タスク以外の MaxCompute タスクの場合は、MaxCompute のメタ情報の読み取りと変更のみを実行できます。 つまり、タスクから実行計画の分析と生成は実行できません。
すべてのリクエストが、MaxCompute タスクに変換されるわけではありません。たとえば、プロジェクトリソースUDFインスタンスの操作は、MaxCompute タスクなしで完了できます。