注意: このテストレポートは、データ同期のパフォーマンスの参考となるものです。プロダクト SLA の基準となるものではありません。
用語集
仕様
DTS は、さまざまな同期パフォーマンスを持ついくつかのレベルの仕様を提供します。この仕様は、同期レコードの数量に基づいています。
RPS
1 秒間に同期されるレコード数。レコード操作には、begin、commit、insert、delete、update、DDL 文などの SQL 文が含まれます。
データ同期仕様
同期パフォーマンスの上限 (RPS 単位) に基づいて、次の仕様が定義されています (micro、small、medium、large)。各仕様のパフォーマンス限界は次の通りです。
仕様 | パフォーマンス限界 |
---|---|
micro | 200 未満 |
small | 200 〜 1,999 |
medium | 2,000 〜 4,999 |
large | 5,000 〜 10,000 |
各仕様の最高パフォーマンスを達成するには、次の条件が必要です。
ソースインスタンスのパフォーマンスストレスが、対応する仕様の上限パフォーマンス以上であること。
ターゲットインスタンスの書き込みパフォーマンスが、対応する仕様のパフォーマンスストレスを満足すること。
ソースインスタンス、ターゲットインスタンスおよび DTS 間のネットワークレイテンシが、2 ms 以下であること。
一括更新 (SQL 文 1 つでの更新など) が、何百万もの行を更新するために使用されないこと。
RPS には、begin、commit、DML 文 (insert、delete および update) ならびに DDL 文による操作が含まれます。