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利用形態

最終更新日: Apr 17, 2018

DTS は次のシナリオで、データ移行、データサブスクリプション、およびデータ同期サービスを提供します。

ゼロダウンタイムのデータ移行

DTS は、ゼロダウンタイムのデータ移行をサポートします。データ移行中、ソースデータベースへのすべてのデータ更新は、ターゲットデータベースに継続的にレプリケートされます。データ移行が完了すると、ターゲットデータベースは一定期間ソースデータベースと同期したままになります。これにより、都合の良いときにデータベースを切り替えることができます。

次の図は、基本コンセプトを示しています。

dts シナリオ 1

オフサイトディザスタリカバリ

DTS を使用して、異なるリージョンの 2 つの RDS インスタンス間で、リアルタイムにデータをレプリケートできます。オフサイトのディザスタリカバリインスタンスは、ここではプライマリインスタンスのバックアップになります。災害が発生した場合、プライマリインスタンスに対するすべての要求をバックアップインスタンスに切り替えることにより、ビジネスの可用性を確保できます。

次の図は、DTS がデータリカバリを強化する方法を示しています。

dts シナリオ 2

分散アクセス

地理的距離が遠いサービスにアクセスしようとすると、レイテンシが発生する恐れがあります。これは、エクスペリエンスの低下につながります。アクセスエクスペリエンスを向上させるため、DTS は次の図に示す分散アクセスアーキテクチャを提供します。

dts シナリオ 3

このアーキテクチャでは:

  • すべての地域からの書き込み要求は中央ユニットにルーティングされ、要求は各ローカルユニットにリアルタイムで同期されます。
  • 各ローカルリージョンからの読み取り要求は、最寄りのローカルユニットにルーティングされ、長距離アクセスのレイテンシが解消されます。

これらの要求プロセスにより、全体のアクセス速度が大幅に向上します。

リアルタイムデータ解析

データサブスクリプションは、実際のオンラインサービスに影響を与えることなく、ビジネスに関連するリアルタイムのデータ情報を取得するのに役立ちます。得られたデータを解析システムに同期させ、SDK を使用したリアルタイム解析を行うことができます。

次の図は、基本コンセプトを示しています。

dts シナリオ 4

キャッシュの更新

キャッシュ層をビジネス・アーキテクチャに統合することで、データベースの並行読み取りアクセスが可能になり、通常はアクセス速度が向上します。しかし、キャッシュ層に一時的ストレージを置けば、異常終了時にメモリ上にあったデータが失われる可能性があります。DTS は、永続ストレージとキャッシュ更新のニーズを調整することによって、この悪影響を緩和できます。

DTS は RDS インスタンスのリアルタイムデータ更新をサブスクライブし、それを元にキャッシュデータを更新します。データのサブスクリプションを使用すると、RDS インスタンスのパフォーマンスを低下させることなく、レイテンシの小さいのキャッシュ更新を実行できます。

次の図は、基本コンセプトを示しています。

dts シナリオ 5

メッセージ通知

データサブスクリプションによって、相互連携するサービス間で、リアルタイムのメッセージ通知方式による非同期動作が可能になります。パフォーマンスを低下させることなく、相互に関連していたサービスを同時動作させることができます。コアビジネスと情報提供サービスを非同期に結合することにより、コアビジネスはより高い安定性と信頼性の恩恵を受けます。

次の図は、基本コンセプトを示しています。

dts シナリオ 6