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データ移行

最終更新日: Jul 06, 2018

データ移行により、異なるデータベース間でデータをすばやく簡単に移行できます。これは、オンプレミスデータからクラウドへの移行、Alibaba Cloud 内でのインスタンス間移行、データベースの分割および拡張などのシナリオに適用できます。同種間移行 (たとえば MySQL から MySQL へ) と、異種間移行 (たとえば Oracle から Alibaba Cloud RDS MySQL へ) の両方が可能です。また、DTS は、マルチレベルオブジェクトマッピングやデータフィルタリングなど、基本的な ETL 機能を提供します。

移行タイプ

データ移行プロセス全体は、3 つの連続した段階で構成されています。移行タスクを作成するときに、自分の環境に最適な、複数の段階を選択することができます。これらの段階は次のとおりです。

  1. スキーマ移行: ソースインスタンスからターゲットインスタンスに構造定義を移行します。

  2. 既存データ移行: ソースインスタンスからターゲットインスタンスに既存データを移行します。

  3. 変更データレプリケーション: ソースインスタンスでの変更データをターゲットインスタンスにレプリケートします。変更データの取得は、既存データ移行の開始時から移行プロセス全体の終了時まで行われます。

注意: ゼロダウンタイムのデータ移行を実行する場合は、これらのすべての段階のデータ移行が必要です。

移行タスク

移行タスクは、データ移行の基本単位です。データの移行を実施するためには、DTS コンソールで移行タスクを作成する必要があります。移行タスクでは、ソースインスタンスとターゲットインスタンス間の接続、移行対象オブジェクト、移行に使用する段階、および追加パラメーターを指定する必要があります。また、DTS コンソールで移行タスクを作成、管理、一時停止または削除することもできます。

移行タスクは、作成および進行中に異なるステータスを示します。

移行ステータス 説明 可能な操作
開始前 移行タスクは設定されていますが、開始されていません。 事前チェック
削除
事前チェック中 移行タスクは事前チェックを実行しています。 削除
事前チェック通過 移行タスクは事前チェックをパスしました。 開始
削除
移行中 データを移行中です。 一時停止
停止
削除
移行失敗 移行が失敗しました。 削除
一時停止 移行が中断されました。 開始
削除
終了 移行が完了またはキャンセルされました。 削除

移行仕様

データ移行では、次の移行仕様をサポートしています。そのリストを、移行元データベースエンジン > 移行先データベースエンジンの形式で示します。

移行仕様 スキーマ移行 既存データ移行 変更データレプリケーション
Oracle > RDS for MySQL サポート サポート 非サポート
Oracle > RDS for PPAS サポート サポート サポート
MySQL > RDS for MySQL サポート サポート サポート
SQLServer > RDS for SQLServer サポート サポート サポート
PostgreSQL > RDS for PostgreSQL サポート サポート サポート
Redis > Redis サポート サポート サポート

ソースインスタンス

次のデータベースをデータ移行のソースインスタンスとして使用できます。

  • RDS インスタンス
  • オンプレミスデータベース
  • ECS ビルトインデータベース

ターゲットインスタンス

次のデータベースをデータ移行のターゲットインスタンスとして使用できます。

  • RDS インスタンス
  • ECS ビルトインデータベース
  • Redis インスタンス

複数の ETL 機能

データ移行では、次のような複数の ETL 機能がサポートされています。

  • マルチレベルオブジェクトマッピング: DTS コンソールでマッピング関係を指定することにより、名前の異なるソースオブジェクトとターゲットオブジェクトとの間で、データ移行を実行できます。この機能は、データベース、テーブル、カラムなどのオブジェクトをサポートしています。

  • データフィルター: 標準的な SQL の条件判定を指定することによって、移行するテーブルをフィルターに掛けることができます。たとえば、期間を指定することによって、最新のデータのみを移行することができます。