ここでは、Auto Scaling の関連用語について説明します。
Auto Scaling
Auto Scaling は、ユーザーが指定したアプリケーションの需要とスケーリングポリシーに従って、エラスティックコンピューティングリソースを自動的に調整できる管理サービスです。 需要がピークに達すると、ECS インスタンスを自動的に作成してコンピューティング能力を向上させます。また、需要が減少すると、ECS インスタンスをリリースしてコストを削減します。
スケーリンググループ
スケーリンググループは、シナリオに適用される同様の構成を持つ ECS インスタンスの集まりです。 スケーリンググループには、ECS インスタンス、Server Load Balancer、および RDS の最小数と最大数を設定できます。
スケーリング設定
スケーリング設定では、拡張に使用される ECS インスタンスの仕様を定義します。
スケーリングルール
スケーリングルールには、ECS インスタンスを作成またはリリースするかどうか、いつ、どのように作成またはリリースするかなどのスケーリング操作を設定します。
スケーリングアクティビティ
スケーリングルールがトリガーされると、スケーリングアクティビティが実行されます。 スケーリングアクティビティとは、スケーリンググループ内の ECS インスタンスに対する変更です。
スケーリングトリガータスク
スケジュール済みタスクや CloudMonitor アラームタスクなど、スケーリングルールをトリガーできるタスクです。
クールダウン時間
Auto Scaling が直前のスケーリングアクティビティを完了してから、スケーリングアクティビティを再開するまで待機する時間です。 クールダウン時間中、同じスケーリンググループ内では別のスケーリングアクティビティを実行できません。
備考
- スケーリンググループには、スケーリング設定、スケーリングルール、スケーリングアクティビティの設定が含まれます。
- スケーリング設定、スケーリングルール、スケーリングアクティビティは、スケーリンググループのライフサイクル管理に関連付けられます。 スケーリンググループを削除すると、関連付けられているスケーリング設定、スケーリングルール、スケーリングアクティビティも削除されます。
- スケーリングトリガータスクには、スケジュール済みタスクと CioudMonitor アラームタスクがあります。
- スケジュール済みタスクは、スケーリンググループから独立しています。 スケーリンググループを削除しても、スケジュール済みタスクは削除されません。
- Cloud Monitor アラームタスクは、スケーリンググループから独立しています。 スケーリンググループを削除しても、Cloud Monitor アラームタスクは削除されません。
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