ECS インスタンスがスムーズに稼動しているかどうかを確認するために、いくつかのディメンションにわたって、ECS インスタンスの実行ステータスをモニターすることができます。
ECS インスタンスの実行状態は、次の 2 つのポータルでモニターできます。
- Instance Details
- CloudMonitor
インスタンスの詳細ページでステータスをモニタリングする
- [ECS 管理コンソール] にログインします。
- 左側のナビゲーションバーで [インスタンス] をクリックします。次に、ページの一番上でリージョンを選択します。
- モニター対象のインスタンスを見つけて、そのインスタンス名をクリックします。
- [インスタンスの詳細] ページで、CPU 使用率やアウトバウンド/インバウンドのネットワークトラフィック情報などのモニタリング情報を確認できます。
モニタリング情報の説明は次のとおりです。
CPU: 表示されるモニタリングデータは、インスタンスの CPU 使用率を示します。この数字が大きいと、インスタンスの CPU 負荷も高くなっています。
- Windows インスタンスでは、インスタンスのタスクマネージャーを使用して CPU 使用率を確認できます。CPU 使用率ごとにプログラムがリストされるので、どのプログラムがサーバーの CPU リソースを使用しているかを把握できます。
- Linux インスタンスでは、top コマンドを使用して CPU 使用率の詳細を表示できます。インスタンスにログインして、コマンドラインで top コマンドを実行します。その後、Shift + P キーを押すと CPU 使用率ごとにプログラムがリストされ、どのプロセスが多くの CPU リソースを使用しているか確認できます。
ネットワーク: 表示されるモニタリングデータは、インスタンスのインターネットトラフィックを kbps 単位で表します (1 Mbps = 1,024 kbps)。モニタリングデータはインバウンドとアウトバウンドのインスタンストラフィックを示します。1 Mpbs の帯域幅について、アウトバウンドネットワークトラフィックが 1,024 kbps に達するとき、帯域幅は最大限に使用されています。
CloudMonitor
- 管理コンソールで、[プロダクト]、[CloudMonitor] の順に選択するか、[インスタンスの詳細] ページで [アラームルール] をクリックします。
- 左側のナビゲーションバーで [ECS] をクリックし、モニター対象とするインスタンスの名前を選択します。
- [インストールガイド] をクリックして、インスタンス OS をモニターします。[モニタリングチャート] をクリックすると、各種の基本パラメーターが表示されます。[アラームルール] をクリックすると、アラームルールを設定できます。
CloudMonitor の詳細については、CloudMonitor プロダクトドキュメントを参照してください。