Alibaba Cloud ECS によりスナップショット機能が提供されます。これにより、予定通りにクラウドディスクおよび共有ブロックストレージ (以下、ディスクとします) のスナップショットを作成することが可能になり、一つのディスクに対して複数の時点でデータを保持しています。 スナップショットにより、お使いの業務セキュリティが効果的に保証され、お使いのアプリケーションのデプロイ効率が向上します。

増分スナップショット

この方法では、2 つのスナップショットが比較され、変更があったデータのみコピーされます。 以下の図に示すように、スナップショット 1、スナップショット 2 および スナップショット 3 は 1 番目、2 番目、3 番目のディスクです。 スナップショットが作成された際、変更があったデータを持つデータブロックのみスナップショットにコピーされます。 この例では、



  • スナップショット 1 では、ディスク上のすべてのデータがコピーされます。これは、1 番目のスナップショットのためです。

  • スナップショット 2 は、変更のあった B1 および C1 データブロックのみコピーされます。 データブロック A および D はスナップショット 1 から参照されます。

  • スナップショット 3 は、変更のあったデータブロック B2 をコピーしますが、データブロック A および D はスナップショット 1 から、データブロック C1 はスナップショット 2 から参照します。

  • スナップショット 3 へロールバックする場合、[Disk Rollback] 機能が一斉に、データブロック A、B2、C1 および D をディスクにコピーし、これによりスナップショット 3 の複製が行われます。

  • スナップショット 2 を削除した場合、データブロック B1 は削除されますが、データブロック C1 は保持されたままです。これは、他のスナップショットにより参照されるデータブロックが削除されないためです。 つまり、スナップショット 3 にロールバックする場合、データブロック C1 が復元されることを意味しています。

スナップショットチェーン

スナップショットチェーンは、ディスクのすべてのスナップショットを含みます。 それぞれのディスクには 1 つのスナップショットチェーンがあり、スナップショットチェーン ID がディスク ID と一致します。 スナップショットチェーンは、データブロックが参照する関係を記録しています。 スナップショットチェーンが含む情報は、以下のようになります。

  • スナップショット容量は、チェーンでのすべてのスナップショットが占有するストレージスペースです。

    スナップショットサービスはスナップショットの容量に応じて課金されます。 スナップショットチェーンを使用して、それぞれのディスクのスナップショット容量を確認できます。
  • スナップショットクォータは、それぞれのディスクが持てる最大数 64 個を意味しています。 詳しくは、「制限」をご参照ください。

    スナップショットクォータに達し、さらに自動スナップショットの作成が必要な場合、自動スナップショットは古い順に自動的に削除されます。 手動でさらにスナップショットを作成する場合は、必要のないスナップショットを手動で削除する必要があります。 詳しくは、ユーザーガイド「ディスクへの自動スナップショットポリシーの適用」および「スナップショットの削除」をご参照ください。
  • スナップショットノードは、ディスクのスナップショットが示されるスナップショットチェーン上のそれぞれのノードです。 それぞれのスナップショットチェーンは最大 64 ノードまで持つことができ、手動作成および自動作成のスナップショットを含みます。