スナップショットは、クラウド上または共有ブロックストレージ (以下、ディスク) の特定の時点でのデータのコピーです。 スナップショットは一般的に、データのバックアップ、データの復旧、インスタンス上のオペレーティングシステムの置き換え、およびカスタムイメージの作成に使用されます。

スナップショットの作成は、一時的にブロックストレージデバイスの I/O パフォーマンスを減少させ (通常 10% 以下)、結果的に I/O 速度の瞬間的な遅延現象が起こります。 このケースでは、ピーク時以外の時間でのスナップショットの作成を推奨します。

シナリオ

以下のシナリオによるスナップショットの作成を推奨します。

  • 「ディスクのスナップショットの作成」では、ディスクのデータをベースデータとして他のディスクへ提供します。

  • データ損傷時に、「スナップショットによるディスクのロールバック」を行う場合。 ベーシッククラウドディスク、Ultra クラウドディスクおよび SSD クラウドディスクを含むクラウドディスクは、お使いのデータ資産を損失から保護するストレージの安全な手段です。 ディスクに不正確なデータが誤って保存された場合、アプリケーションエラーがデータエラーを引き起こした場合、またはハッカーがお使いのシステムの脆弱性を悪用し、お使いのデータへのアクセスを行なった場合、などのシナリオで、対象となるディスクを必要な状態へ復旧するためにスナップショットを使用できます。

  • 既存のインスタンスと同じ環境を持ったインスタンスを購入する場合、既存のインスタンスのシステムディスクのスナップショットからカスタムイメージの作成を行い、その後カスタムイメージを持つインスタンスの作成を行えます。

  • スナップショットによりシステムディスクおよびデータディスク上の重要な業務データを定期的にバックアップし、誤操作、攻撃およびウィルスにより発生したデータ損失を軽減します。

  • 重要な操作 (オペレーティングシステムの置き換え、アプリケーションソフトウェアのアップグレード、または業務データの移行など) を行う前に、複数のスナップショットを作成することを推奨します。 アップグレード中または移行中の問題については、スナップショットを使用して、正常なシステムデータの状態にタイムリーに復元できます。

  • 本番データのスナップショットの作成により、データマイニング、レポートクエリ、および開発とテストのようなアプリケーションのリアルタイムに近い本番データを提供できます。

特長

現在、Alibaba Cloud により Snapshot 2.0 サービスが提供されています。 一般的なスナップショットサービスと比較して、Snapshot 2.0 は、容量、スケーラビリティ、コスト効果および使いやすさの面でより優れています。 詳しくは、ECS Snapshot 2.0 と従来のストレージ製品をご参照ください。 特に指定がない限り、すべての ECS のトピックでは、snapshots は Snapshot 2.0 サービスを指します。

分類

スナップショットは 2 つのカテゴリーに分類されます。

課金の詳細

現在、スナップショットサービスは無料で利用可能です。

暗号化

ディスクの暗号化が必要なシナリオでは、ECS ディスクの暗号化を設定することができます。 その後、ECS ディスクのすべてのスナップショットも暗号化されます。 ただし、暗号化されていない既存のスナップショットは、暗号化されたスナップショットへ変換できません (逆の操作もできません)。 詳しくは、「ECS ディスクの暗号化」をご参照ください。

スナップショットのサイズの参照

ECS コンソールの [スナップショットチェーン] 機能を利用して、「ディスクのスナップショットの合計サイズの参照」が行えます。

ECS コンソールの [スナップショットサイズ] を利用して、リージョンでの合計のスナップショットサイズの参照もできます。

スナップショットの削除

スナップショットが必要なくなった場合、「スナップショットの削除」を行い、十分なスナップショットクォータを維持できます。 ディスクへ自動スナップショットポリシーを適用している場合、スナップショットを削除する前に、「自動スナップショットポリシーの削除」を行う必要があります。