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SonicWALL ルーター設定例

最終更新日: Dec 26, 2019

本設定例では、VPC に 作成した VPN Gateway を、お客様拠点に設置した SonicWALL ルーターと IPsec-VPN で接続します。

事前準備

ネットワークや IP アドレスの設計を事前に設計し、接続する VPC に VPN Gateway を購入します。

本設定例では、クラウド側の VPC (セグメント 192.168.0.0/24) と SonicWALL ルーター側 (セグメント 192.168.100.0/24) を Route-based で接続します。

本設定例について

Alibaba Cloud の VPC との接続を保証するものではありません。

2019年 11 月の仕様に基づいて記載しています。確認しているファームウェアは下記のとおりです。今後、サービス内容の変更や、仕様変更などによって接続できなくなる可能性があります。

本設定例でテスト済みの SonicWALL ルーターは以下になります。

モデル バージョン
SonicWALL TZ500 SonicOS Enhanced 6.5.4.4-44n.jpn

SonicWALLに関する情報および設定方法については、SonicWALLお客様サポートセンターまでお問い合わせください。

設定手順

ステップ 1:VPN Gateway の設定

  1. 対象 VPC に VPN Gateway とカスタマーゲートウェイを作成します。カスタマーゲートウェイの設定ではお客様拠点 ルーターのグローバル IP アドレスを使って設定します。VPN Gateway 、カスタマーゲートウェイの具体的な設定方法は、「サイト間コネクションの設定」をご参照ください。
  2. IPsec Connections より VPN 接続を作成します。

    • 「名前」任意の識別名を入力します。
    • 「VPN Gateway」上項で作成したVPN Gateway名を選択します。
    • 「カスタマーゲートウェイ」 上項で作成したカスタマーゲートウェイを選択します。
    • 「ローカルネットワーク」 (0.0.0.0/0)を入力します。
    • 「リモートネットワーク」 (0.0.0.0/0)を入力します。
    • 「今すぐ有効化」“はい”を選択します。
    • 「高度な構成」有効にします。
    • 「事前共有鍵」拠点ルーター側と同一の任意の共有鍵を入力します。
    • 「バージョン」 ikev2 を選択します。
    • 「IPsec 構成」の「DH グループ」はdisabledを選択します。
    • 「ヘルスチェック」 有効にします。
    • 「宛先 IP」お客様拠点側サブネット内の疎通可能な任意のIPアドレスを入力します。
    • 「送信元 IP」クラウド側サブネットの内で任意のIPアドレスを入力します。
    • 「再試行間隔」任意の間隔を指定します。
    • 「再試行回数」任意の回数を指定します。
    • 「OK」ボタンを押します。
      注意: ヘルスチェックとなります。有効にするとVPN Gatewayが対向のピアにヘルスチェックを送信し、IPsecトンネルの通信断を検出できるようになり、チェックが失敗した場合にはIPsecの再接続を試みます。そのほか項目についても運用方針に沿って指定いただけますが、拠点ルーター側と合わせる必要があります。
  3. ルートの追加をします。
    上記完了後、下記のポップアップが表示されるので、OKボタンを押します。
    vpn1
    下記、VPN-GW のルートテーブル画面へ遷移しますので、宛先ベースルーティングのタブを選択し、ルートエントリの追加を行います。
    vpn2
    ルートエントリの追加は下記の様に行います。
    「宛先 CIDR ブロック」お客様拠点側セグメントを設定します。
    「VPC に公開」“はい”を選択します。
    「OK」ボタンを押します。
    vpn3
    VPN-GW のルートテーブルにてルートエントリの追加が行われ、ステータスが公開済みとなっていることを確認します。
    vpn4

  4. IPsec Connectionsの画面より、VPN 接続が追加されることを確認します。
    vpn5

ステップ 2:SonicWALL ルーターの設定

SonicWALL ルーターにアクセスし以下の項目を設定します。

  • IPsec接続設定
    管理 > 接続性 > VPN > 基本設定 を選択し、VPN ポリシー > 追加を選択します。
  • 一般設定タブ
    <セキュリティ>
    ポリシー種別:トンネル インターフェースを選択します。
    認証方式:IKE (事前共有鍵を使用)を選択します。
    名前:任意の名前を入力します。
    プライマリ IPsec ゲートウェイ名またはアドレス:VPN GatewayのIPアドレスを入力します。
    1
    <IKE 認証>
    共有鍵:Alibaba Cloud VPN Gatewayと同一の任意の共有鍵を入力します。
    ローカル IKE ID:IPv4アドレスを選択し、お客様拠点ルータのIPアドレスを入力します。
    ピア IKE ID:IPv4 アドレスを選択し、VPN GatewayのIPアドレスを入力します。
    2

  • プロポーザル設定タブ
    <IKE(フェーズ1)プロポーザル>
    鍵交換モード:IKEv2モードを選択します。
    DH グループ:グループ 2を選択します。
    暗号化:AES-128を選択します。
    認証:SHA1を選択します。
    存続期間 (秒):86400 を入力します。
    3
    <Ipsec(フェーズ2)プロポーザル>
    プロトコル:ESPを選択します。
    暗号化:AES-128を選択します。
    存続期間 (秒):86400 を入力します。
    4

  • 詳細タブ
    <詳細設定>
    VPN ポリシーの適用先:Alibaba Cloudへ向かうInterfaceを指定します。
    5
    注意: ルーティング,ポリシー等の項目についても運用方針に沿ってSonicWALL側を設定する必要があります。

ステップ 3:ステータス確認

SonicWALL ルーターの設定が完了し、接続が成功すれば、接続ステータスが「成功」、ヘルスチェックステータスが「正常」に変わります。vpn6

ステップ4:接続のテスト

VPC 内の ECS インスタンスにログインし、拠点内のプライベート IP アドレスに ping を送信して、VPC と拠点側の通信が成功することを確認します。