cors コマンドは、バケットの CORS 設定を追加、変更、クエリ、または削除する場合に使用します。
注 CORS の詳細は、「CORS ルールの設定」をご参照ください。
コマンド構文
- 特定のバケットの CORS 設定を追加または変更する
./ossutil cors --method put oss://bucket local_xml_file
ossutil は local_xml_file 設定ファイルを読み取ります。 バケットに CORS ルールが設定されていない場合、ossutil は対応する CORS ルールをこの設定ファイルに追加します。 バケットに CORS ルールが設定されている場合、新しいルールは既存のルールを上書きします。注 local_xml_file 設定ファイルは、次のような XML 形式です。<? xml version="1.0" encoding="UTF-8"? > <CORSConfiguration> <CORSRule> <AllowedOrigin>www.aliyun.com</AllowedOrigin> <AllowedMethod>PUT</AllowedMethod> <MaxAgeSeconds>10000</MaxAgeSeconds> </CORSRule> </CORSConfiguration>
- バケットの CORS 設定を取得する
./ossutil cors --method get oss://bucket [local_xml_file]
local_xml_file パラメーターには、設定ファイルの名前を指定します。 このパラメーターが指定されている場合、ossutil は取得した CORS 設定をローカルファイルとして保存します。 このパラメーターが指定されていない場合、ossutil は取得した CORS 設定を表示します。
- バケットの CORS 設定を削除する
./ossutil cors --method delete oss://bucket
例
- バケットの CORS 設定を追加する
./ossutil cors --method put oss://bucket1 /file/cors.xml
- バケットの CORS 設定を取得する
./ossutil cors --method get oss://bucket1 /file/cors.xml
- バケットの CORS 設定を削除する
./ossutil cors --method delete oss://bucket1
一般的なオプション
次の表に、cors コマンドに追加できるオプションを示します。
オプション | 説明 |
---|---|
--method | HTTP リクエストメソッドを指定します。 有効値:
|
--loglevel | ログレベルを指定します。 デフォルト値は null で、ログファイルが生成されないことを示します。 有効値:
|
--proxy-host | プロキシサーバーの URL を指定します。 HTTP、HTTPS、SOCKS5 がサポートされています。 URL の例:http://120.79. **.**:3128、socks5://120.79. **. **:1080 など。 |
--proxy-user | プロキシサーバーのユーザー名を指定します。 デフォルト値は null です。 |
--proxy-pwd | プロキシサーバーのパスワードを指定します。 デフォルト値は null です。 |
注 一般的なオプションの詳細は、「サポートされているすべてのオプションの表示」をご参照ください。