サブスクリプションインスタンスの有効期限が切れた後、所定の期間までに更新が完了していない場合、インスタンスは自動的にリリースされます。 この場合、データは永久に失われ、復旧できません。 サブスクリプションリソースの有効期限切れ後、ステータスの変化の確認には、「サブスクリプション」をご参照ください。

設定をダウングレードして更新の機能を使用し、サブスクリプションインススタンスを更新する一方で、仕様を下げ、次の課金サイクルでのコストを削減できます。

お使いのデータディスクの課金方法をサブスクリプションから従量課金へ変更することもできます。

注記

"設定をダウングレードして更新" を使用する場合は、次の点にご注意ください。

  • この機能により、更新時にインスタンスの仕様のスケールダウンが可能です。
  • "設定をダウングレードして更新" 機能はサブスクリプションインスタンスのみに使用できます。
  • インスタンスの更新後、次の課金サイクルから新しいパッケージが有効になります。 現時点でのパッケージは、その課金サイクルの終了まで継続されます。
  • 更新期間中にインスタンスの設定を変更する場合、設定を有効にするには、新しい課金サイクルの開始後 7 日以内に「インスタンスの再起動」を行う必要があります。 新しい課金サイクルの 7 日目にインスタンスを再起動すると、最初の 6 日間は変更前のパッケージを使用したとみなされます。インスタンスの再起動後のみ、ダウングレードされたパッケージが使用されます。
  • 設定をダウングレードした更新が完了すると、その時に課金サイクルの残り期間で「設定のアップグレード」「システムディスクサイズの加増」「Linux インスタンス」または「Windows インスタンス」に接続されたサブスクリプションデータディスクサイズの加増は行えません。
  • 支払い処理が行われると、更新の注文をキャンセルできません。

手順

更新時にサブスクリプションインスタンスの設定をダウングレードするには、次の手順に従います。

  1. ECS コンソールにログインします。
  2. 左側のナビゲーションウィンドウから [インスタンス] をクリックします。
  3. リージョンを選択します。
  4. サブスクリプションインスタンスを検索します。 "操作" 列から、 [設定の変更] をクリックします。
  5. [設定変更ガイド] ダイアログボックスで、[設定をダウングレードして更新] を選択し、 [続行] をクリックします。
  6. 設定をダウングレードして更新のページで、必要に応じて次の操作を完了させます。
    • インスタンスタイプをダウングレードします。 インスタンスの仕様をダウングレードする場合、インスタンスの再起動時間も設定する必要があります。
      • 変更可能なインスタンスの仕様は、ページ上に表示されます。 インスタンス仕様について詳しくは、「インスタンスタイプファミリー」をご参照ください。
      • インスタンスの再起動により、インスタンスでお使いの業務操作が停止されます。 影響を抑えるために、オフピーク時にインスタンスを再起動してください。 再起動は、次の課金サイクルの最初の 7 日以内に完了させる必要があります。 ただし、毎週以下の時間帯 (UTC+8) はインスタンスの再起動はできません。火曜正午 12:00 から 水曜正午 12:00、および木曜正午 12:00 から金曜正午 12:00。
    • サブスクリプションインスタンスの作成時に、データディスクを作成した場合、データディスクの課金方法を従量課金に変更できます。
    • 帯域幅の値を設定します。
    • 更新期間を設定します。
  7. [支払い] をクリックし、指示に従い処理を完了させます。
  8. (オプション) インスタンスの仕様を変更した場合、またはクラシックネットワーク上のインスタンスのパブリックネットワーク帯域幅を 0 Mbit/s からゼロ以外の値に初めて変更した場合、次の課金サイクルの最初の 7 日以内に、コンソールまたはRebootInstance API により、「インスタンスの再起動」を行う必要があります。 この手順は、新しい設定を有効にするために必要です。
    VPC インスタンスの場合、インスタンスの再起動は必要はありません。