IoT Platform

デバイスと IoT Platform との間で安全性と信頼性の高い通信とデバイス管理を実現するサービス

Alibaba Cloud IoT Platform は、IoT 企業向けのデバイス管理サービスです。IoT Hub は、デバイスと IoT Platform との間で安定した通信を可能にします。あらゆる場所のデバイスから低レイテンシで IoT Platform と通信できます。

また、デバイスのセキュリティを確保するため、多数の機能が提供されています。さまざまな管理機能を使用して、リモートから簡単にデバイスを管理できます。信頼性の高いデータストレージサービスにより、大量のデータへのアクセスや処理が可能です。他の Alibaba Cloud プロダクトと連携するために多数の API とルールエンジンが提供されています。ルールエンジンを使用して、データを収集、処理、保存するためのカスタムルールを設定することができます。また、迅速な IoT アプリケーションの構築が可能です。

利点

多様なデバイスアクセス
ヘテロジニアスネットワーク、さまざまなプラットフォームとプロトコルに基づき、世界中のデバイスから接続可能です。
パフォーマンス
数億台のデバイスと接続し、数百万台のデバイスと IoT Platform との同時アクセスが可能です。また、99.9%の可用性を保証します。
セキュリティ
デバイス認証機能により、各デバイスのセキュリティを保証します。通信データを暗号化し、送信中にデータが改ざんされることはありません。
Alibaba Cloud プロダクトとの互換性
ルールエンジンを使用して、他の Alibaba Cloud プロダクトと連携することにより、デバイスのリアルタイムモニタリングと一元管理が可能になります。

特徴

  • 多様なデバイス接続

    多様なネットワークタイプをサポート

    2G、3G、4G、NB-IoT、Lora などの異なるネットワークタイプからのデバイス接続をサポートしており、異なるネットワーク上のデバイスから IoT Platform に接続できます。


    多様なネットワークプロトコルをサポート

    MQTT、CoAP、HTTP など、さまざまなプロトコルのデバイス接続を可能にする SDK を提供します。これにより、リアルタイム通信を行うための persistent コネクションが可能になります。また、省電力のための short-lived コネクションもサポートしています。


    オープンソースデバイス SDK

    C、Node.js、Java などのさまざまな言語に対応しています。また、異種ハードウェアプラットフォームをクラウドに接続する際に役立つ SDK 接続ガイドを提供します。

  • デバイス通信

    双方向通信

    アップストリーム接続およびダウンストリーム接続をサポートし、デバイスと IoT Platform との間で安定性と安全性の高い通信を維持します。


    デバイスシャドウ

    デバイスシャドウ機能により、デバイスのステータス情報は IoT Platform に保存されます。このため、無線 LAN が不安定な場合でも、通信の信頼性が保証されます。

  • セキュリティ

    デバイス認証

    デバイスの認証用に一意の Key を提供します。この仕組みにより、セキュリティリスクが低減されます。


    通信データの保護

    TLS プロトコルをサポートし、データの機密性と整合性を保証します。


    権限管理機能

    デバイスと IoT Platform 間で安全な通信を行うための権限管理機能を提供します。

  • デバイス管理

    ライフサイクル管理

    デバイスの登録から無効化または削除まで、ライフサイクルを管理できます。


    デバイスのステータス管理

    デバイスのステータスをリアルタイムで取得し、デバイスのステータスが変わった時点で通知を送信することができます。


    デバイス権限管理

    デバイスと IoT Platform 間で安全な通信を行うための権限管理機能を提供します。


    デバイスのアップデート

    OTA アップデートをサポートし、デバイスのファームウェアをリモートでアップデートできます。


    デバイスモデリング

    デバイスをモデリングし、アプリケーションのインテグレーションを容易にします。


    デバイスのネットワーク構成

    サブデバイスへのアクセスとサブデバイスの管理が可能です。


    デバイスタグの管理

    多数のデバイス管理に役立つデバイスタグを提供します。

  • ルールエンジン

    M2M (Machine to Machine)

    デバイス間で M2M 通信を行うためのカスタムルールを設定できます。


    デバイスデータの保管

    Table Store、ApsaraDB for RDS、High-Performance Time Series Database (HiTSDB) (リリース予定) など、Alibaba Cloud プロダクトにデバイスデータをインポートすることができます。


    デバイスデータの計算処理

    Function Compute、StreamCompute (リリース予定)、MaxCompute など、Alibaba Cloud プロダクトとシームレスに連携することができます。


    メッセージキュー

    Message Service (MNS) キューおよび Message Queue (MQ) (リリース予定) キューにデータを送信できます。この機能を使用すると、デバイスのアップストリームデータを安定して収集できます。

利用イメージ

  • 自転車シェアリング
  • 新エネルギーのモニタリング
  • スマートシティ
  • スマートスクール
自転車シェアリング

自転車シェアリング

大量の自転車を管理し、自転車と IoT Platform との間で安定した通信を行います。

自転車シェアリングサービスでは、IoT Platform 上で大量の自転車を管理します。このサービスには、リアルタイムのリモートロックシステムが必要です。

メリット

  • 大量の自転車を接続可能

    自転車と IoT Platform 間で安定した接続を行うためのハードウェアとソフトウェアを統合するソリューションを提供します。

  • パフォーマンス

    大量の自転車と IoT Platform 間で信頼性の高い通信が可能で、優れたスケーラビリティを提供します。

  • 低レイテンシ

    自転車の利用者がロックを解除するためのデータ送信レイテンシが短縮され、瞬時に解錠されるので、ユーザーエクスペリエンスが向上します。

  • 大量かつリアルタイムのモニタリング

    大量の自転車と自転車の位置をリアルタイムでモニタリングする機能が提供されています。自転車の状態をリアルタイムで把握できます。

新エネルギーのモニタリング

新エネルギーのモニタリング

太陽光発電のリアルタイムモニタリングソリューション

太陽光発電所では、IoT Platform を使用してインバーターなどのデバイスからデータを収集します。収集したデータは、ETL プロセスの後、処理、保存、可視化されます。その後、機械学習技術を使用して、発電効率を予測することができます。

メリット

  • インテリジェントデバイス化

    IoT Platfrom の機能により、インバーターを素早くインテリジェント化できます。

  • コスト効率

    IoT Platform を使用することで、コストを抑えることができます。

  • スケーラビリティ

    ビジネスニーズに合わせて、拡張が可能です。

  • マルチ端末に対応

    さまざまな端末に対応し、データ処理結果をパソコンや携帯端末、Web やアプリに表示できます。

スマートシティ

スマートシティ

IoT Platform は、スマートシティの実現をサポートします。

さまざまなデータソースを統合し、多様な IoT アプリケーションを構築したり、データ資産を使用して安全なスマートシティを実現します。

メリット

  • 多様なデバイス接続

    複数のネットワークからのアクセスをサポートし、さまざまな種類のセンサーを IoT Platform に接続します。

  • データ標準化

    スマートシティのさまざまなシーンで生成されたデータを統合します。

  • 開発期間の短縮

    標準化された開発フレームワークにより、多様な分野や利用イメージで使用されるアプリケーションを、短期間で開発できます。

スマートスクール

スマートスクール

インタラクティブペン

インタラクティブペンで書いたデータが収集され、IoT platform にアップロードされます。このデータは、ライブストリーミングや動画制作などで処理、識別、使用されます。学生は教師とオンラインで交流し、活発な学習を行うことができます。

メリット

  • パフォーマンス

    数億台のデバイスと接続し、数百万台のデバイスと IoT Platform との同時アクセスが可能です。

  • 低レイテンシ

    複数のデバイスに対して、低レイテンシでメッセージの転送やリモート通信が可能です。

  • コスト効率

    IoT Platform では、低コストで手書きデータを送信および処理します。

Alibaba Cloud IoT Platform 料金

Alibaba Cloud IoT Platform では、実際の使用量に対してのみ料金が発生し、最低料金はありません。課金の基準となるのは、メッセージ使用量 (数) です。
たとえば、
・デバイスやアプリケーションと IoT Platform 間の受送信メッセージは課金対象です。
・ルールエンジンによって配信されるメッセージ (Message Service、RDS、Table Store、または DataHub に転送されるメッセージなど) は無料です。
・別 Alibaba Cloud プロダクトの使用に伴う料金は発生します。

課金項目

課金ポリシー

IoT Platform はBasicエディションとProfessionalエディションの二種類を提供しております。

項目BasicエディションProfessionalエディション
メッセージ料金92円/百万メッセージ92円/百万メッセージ
デバイス管理料金N/A0.35円/デバイス・日
無料枠百万メッセージ/アカウント/月百万メッセージ/アカウント/月
10デバイス/アカウント・日

説明:
1. メッセージ料金は、メッセージ数に基づいて課金されます。メッセージ数とは、送信メッセージと受信メッセージの合計数を指します。

2. 課金対象のメッセージのサイズは、1 メッセージあたり最大 512 バイトです。512 バイトを超えるメッセージの場合、 512 バイトで除算して、複数のメッセージとしてカウントされます (たとえば、0.6 KB のメッセージは、600 バイトなので、2 メッセージとしてカウントされます)。課金対象のメッセージ数を計算するには、メッセージのサイズ (バイト) を 512 で除算し、小数点以下の値を整数に切り上げます。

3. 1 日単位で課金が発生します。メッセージ数 (送信または受信) は、1 日単位で計算されます。値は、小数第 3 位で四捨五入されます。

4. 料金は、1,000,000 メッセージにつき JPY¥ 92 です。

5. 毎月、最初の 1,000,000 メッセージが無料で提供されます。課金サイクルは、毎月 1 日の 00:00:00 北京時間 (UTC+8) から開始します。未使用の無料メッセージは、翌月に持ち越されません。メッセージ数は、1 日単位で計算され、無料限度の 1,000,000 メッセージを超えた場合のみ計数が開始されます。

IoT Platform の有料操作 (512バイトで割算したみなしメッセージ数でカウントする)

デバイス通信メッセージ:

1. Pub インターフェイスを呼び出して、デバイスから送信されたメッセージ。

2. RPC インターフェイスの呼び出しに使用されたデバイスから送信されたリクエスト。

3. Sub インターフェイスを呼び出して、デバイスで受信したメッセージ。

4. Revert-RPC サービスへの応答に使用されたデバイスから送信されたレスポンス。

サーバーから IoT Platform へのメッセージ:

1. サーバーからデバイスへ送信されるレスポンス。

2. Revert-RPC インターフェイスを呼び出して、サーバーから送信されたメッセージ。

3. Pub 操作を呼び出して、サーバーから送信されたメッセージ。

IoT Platform の無料操作

Connect

Disconnect

Ping Pong

PubAck

SubAck

Subscribe

Unsubscribe

IoT Platform の料金例

料金例 1:

1 秒間に 0.4 KB のメッセージ が、お客様のデバイスから IoT Platform に送信されます。IoT Platform は、他の 5 台のデバイスと 1 つのアプリケーションに、このメッセージを配信します。このケースでは、5 台のデバイスと 1 つのアプリケーションが、メッセージを受信します。料金は次のように計算されます。

メッセージのサイズは、0.5 KB 未満です。したがって、1 メッセージとしてカウントされます。

送信メッセージ数 (月間合計):1 メッセージ/秒 * 60 秒/分 * 60 分/時間 * 24時間/日 * 30 日= 2,592,000 メッセージ

受信メッセージ数 (月間合計):6 デバイス * 1 メッセージ/秒 * 60 秒/分 * 60 分/時間 * 24時間/日 * 30 日 = 15,552,000 メッセージ

合計料金:合計メッセージ数は 2,592,000 + 15,552,000 = 18,144,000 です。1 か月あたり 1,000,000 メッセージまで無料なので、課金対象のメッセージ数は 17,144,000 になります。合計料金は、JPY¥ 92 * 17.144 = JPY¥ 1,577.25 と計算されます。

料金例 2:

1 秒間に 0.6 KB のメッセージ が、お客様のデバイスから IoT Platform に送信されます。IoT Platform は、このメッセージを Table Store に保存します。料金は次のように計算されます。

メッセージのサイズが 0.5 KB を超えています。したがって、2 メッセージとしてカウントされます。

送信メッセージ数 (月間合計):2 メッセージ/秒 * 60 秒/分 * 60 分/時間 * 24 時間/日 * 30 日= 5,184,000 メッセージ

RDS に配信されるメッセージの料金:ルールエンジンによって配信されるメッセージに対して、課金は発生しません。つまり、RDS に転送されるメッセージの料金を支払う必要はありません。RDS の使用に伴う料金のみ発生します。

合計料金:合計メッセージ数は、5,184,000 です。1 か月あたり 1,000,000 メッセージまで無料なので、課金対象のメッセージ数は 4,184,000 になります。合計料金は JPY¥ 92 * 4.184 = JPY¥ 384.93 です。

料金例 3:

1 分間に 0.5 KB のメッセージが、お客様のアプリケーションデバイスから IoT Platform に送信されます。IoT Platform は、このメッセージを 他の 10 台のデバイスに配信します。このケースでは、10 台のデバイスがこのメッセージを受信し、その後 Table Store に保存します。料金は次のように計算されます。

メッセージのサイズは 0.5 KB です。したがって、1 メッセージとしてカウントされます。

送信メッセージ数 (月間合計):1 メッセージ/分 * 60分/時間 * 24時間/日 * 30日 = 43,200 メッセージ

受信メッセージ数 (月間合計):10 メッセージ/分 * 60 分/時間 * 24 時間/日 * 30 日= 432,000 メッセージ

Table Store によって配信されるメッセージの料金 :ルールエンジンによって配信されるメッセージに対して、課金は発生しません。つまり、Table Store に転送されるメッセージの料金を支払う必要はありません。Table Store の使用に伴う料金のみ発生します。

合計料金:料金は発生しません。送信メッセージと受信メッセージの合計が、1 か月あたりの無料限度である 1,000,000 メッセージを超えていないためです。

料金例 4:

お客様のデバイスから RPC インターフェイスを呼び出して、サーバーにリクエストを送信します。1 分間に 0.6 KB のリクエストメッセージが、デバイスから IoT Platform に送信されます。次に IoT Platform は、このメッセージをサーバーに転送します。サーバーは、このメッセージを受け入れ、0.4 KB のレスポンスメッセージを IoT Platform に返します。IoT Platform は、お客様のデバイスにレスポンスメッセージを配信します。料金は次のように計算されます。

メッセージのサイズが 0.5 KB を超えています。したがって、2 メッセージとしてカウントされます。

送信メッセージ数 (月間合計):サーバー側 (リクエスト):2 メッセージ/分 * 60分/時間 * 24 時間/日 * 30 日 = 86,400 メッセージ。デバイス側 (レスポンス):1 メッセージ/分 * 60分/時間 * 24 時間/日 * 30 日= 43,200 メッセージ。

合計料金:料金は発生しません。送信メッセージと受信メッセージの合計が、1 か月あたりの無料限度である 1,000,000 メッセージを超えていないためです。

料金例 5:

サーバーは、Revert-RPC インターフェイスを呼び出して、お客様のデバイスを制御しています。1 分間に 0.6 KB のリクエストメッセージが、サーバーから IoT Platform に送信されます。IoT Platform は、お客様のデバイスにメッセージを転送します。デバイスは、コマンドを受け入れ、0.4 KB のレスポンスメッセージを IoT Platform に返します。IoT Platform は、サーバーにレスポンスメッセージを配信します。料金は次のように計算されます。

メッセージのサイズが 0.5 KB を超えています。したがって、2 メッセージとしてカウントされます。

送信メッセージ数 (月間合計):サーバー側 (リクエスト):2 メッセージ/分 * 60分/時間 * 24 時間/日 * 30 日 = 86,400 メッセージ。デバイス側 (レスポンス):1 メッセージ/分 * 60分/時間 * 24 時間/日 * 30 日= 43,200 メッセージ。

送信メッセージと受信メッセージの合計が、1 か月あたりの無料限度である 1,000,000 メッセージを超えていない場合、料金は発生しません。