Elastic IP (EIP)

ECS に追加でパブリック IP アドレスをバインドするサービス

使用を開始する

概要

Elastic IP (EIP) は、ECS などにグローバル IP アドレスを付与することで、インターネットとの通信を可能にします。

ECS インスタンスを再起動することなく、VPC ECS インスタンスに柔軟にバインドできます。


利点

単独のリソースとして所有

  • EIP は、ECS などの他のプロダクトと一体で購入するのではなく、お互いに分離されたリソースとして購入することができます。

個別のリソースとして購入可能

  • インターネット接続が必要になったタイミングで随時購入することができ、その期間にだけ課金が発生します。

設定可能なネットワーク機能

  • 必要に応じて、EIP の帯域幅を調整できます。帯域幅は変更後すぐに反映されます。


プロダクトの詳細

EIP は、ECS インスタンスなどのイントラネット側の NIC とマッピングされますが、インターネットと通信する際は、NAT によりパブリック IP に変換されます。これにより、ECS インスタンスは、EIP を公開しなくてもインターネットと通信できます。


特徴

EIP アドレスと ECS パブリック IP の相違点を次の表に示します。

比較内容EIP (Elastic IP)ECS パブリック IP
単独リソースとして所有不可
ECS との動的なバインドおよびバインド解除不可
ECS インスタンスの NIC で表示不可

料金

課金方式

トラフィック使用量に対して、時間単位で課金される従量課金制です。
※価格は予告なく変更される場合があります、正確な価格は購入ページで表示される情報を確認ください。

料金詳細

請求明細

EIP 料金 = IP アドレス保持料金 + ネットワークトラフィック料金

課金項目

IP アドレス保持料金:

  • インスタンス保持料金 = 単価 * 保持期間。各 EIP インスタンスの合計が課金されます。

  • 料金: 料金表をご参照ください。

  • 保持期間: 時間単位で課金されます。(ただし、1 時間未満は切上げ)

ネットワークトラフィック料金:

  • ネットワークトラフィック料金 = 単価 * トラフィック量。各 EIP アドレスに対して個別に課金されます。

  • 料金: 料金表をご参照ください。

  • 課金トラフィック: EIP アドレスの 1 時間ごとのアウトバウンドトラフィックの累積値。アウトバウンドトラフィックは、Alibaba Cloud データセンターからインターネットに転送されたデータを指します。インバウンドトラフィックはその反対です。

※上限帯域幅を変更しても、単価には影響しません。ただし、不正アクセスによって課金トラフィックが増大することを避けるために、帯域幅は実際のニーズに応じて設定することをお勧めします。

リージョンごとの EIP の料金を次の表に示します。

リージョンインスタンス保持料金 (JPY¥時間)トラフィック料金 (JPY¥/GB)
青島 (中国北部 1)0.3513.0
青島 (中国北部 1)以外の中国リージョン0.3513.8
香港0.9717.2
シンガポール0.6912.9
東京 (日本)0.4812.3
バージニア (米国東部 1)0.528.6
シリコンバレー (米国西部 1)0.528.6
ドバイ (UAE)1.0451.5
シドニー (オーストラリア)0.6915.0
ムンバイ (インド)0.6913.5
クアラルンプール (マレーシア)0.6912.9
ジャカルタ(インドネシア)0.6913.5

はじめに

コンソールから EIP へのアクセス

コンソールには、EIP アドレスへのアクセスや設定が可能な、Web ベースのシンプルなユーザーインターフェイスが用意されています。

コンソールから EIP アドレスを作成、変更、管理することができます。

コンソールから EIP アドレスを申請する方法については、「クイックスタートガイド」を参照してください。

ドキュメントへのアクセス

EIP (Elastic IP) アドレスを作成する場合は、「EIP ドキュメント」で EIP の動作のしくみや EIP アドレスの変更と管理方法の詳細について参照してください。

VPC (Virtual Private Cloud) API リファレンスの使用

Web ベースの EIP API を使用して、VPC 内に配置したリソースをプログラムによってさらに高度な方法で作成、管理、制御することができます。

リソース

リソースへのリンクは以下のとおりです。

よくある質問

1. EIP と ECS インスタンスのパブリック IP アドレスの違いは何ですか?

  • パブリック IP アドレスは ECS インスタンスとのバインド解除ができませんが、EIP はインターネット通信が必要でない場合はいつでもバインド解除ができます。

2. ECS インスタンスの NIC で EIP を検出できない理由はなんですか。

EIP はインターネットゲートウェイで設定され、ECS インスタンスにマッピングされます。このため、プライベート NIC では検出できません。

3. 1 つのアカウントで申請できる EIP の数はいくつですか。

単一のアカウントにつき、最大 20 EIP を申請できます。20 以上の数を申請する場合は、チケットを起票してください。

4. EIP にアクセスできないのですが、どのような原因が考えられますか。

次のような理由が考えられます。

  • EIP が バインドされていない時

  • ECS インスタンスのセキュリティグループのポリシーでアクセスを阻止されている時 たとえば、ポート番号 80 からのアクセスを阻止するセキュリティグループにある ECS インスタンスにバインドされた場合、ポート番号 80 から EIP にはアクセスできません。

  • アカウントの残高が不足している時

5. EIP を ECS インスタンスにバインドできないが、どのような原因が考えられますか。

  • EIP は、VPC 内で作成された ECS インスタンスにのみバインドできます。

  • EIP と ECS インスタンスのリージョンが異なります。

  • ECS インスタンスのステータスが「実行中」または「停止済」ではない時

  • ECS インスタンスが既に他の EIP がバインドされている時

  • ECS インスタンスに、既にシステム割り当てされたパブリック IP アドレスがある時