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E-HPC

オールインワンの高性能コンピューティングサービスを提供する、HPCaaS クラウドプラットフォームサービス

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概要

HPC 機能の需要増大に対応するため、HPCaaS クラウドサービスとして Elastic High Performance Computing (E-HPC) を提供します。オールインワンの高性能コンピューティングサービスを可能にするクラウドプラットフォームを提供します。

E-HPC は、以下をサポートします。
- 高性能CPU およびヘテロジニアスコンピューティング GPU インスタンスを備えた Infrastructure as a Service (IaaS)
- 高性能のコンピューティングソフトウェアスタックを備えた Platform as a Service (PaaS)
- アプリケーションテンプレートのカスタマイズが可能な Software as a Service (SaaS)

E-HPC は AI、および大規模データ分析などの能力を必要とする組織に適しています。


メリット

従来のスーパーコンピューティングや HPC クラスターと比較して、E-HPC は、アクセスが素早くで柔軟性があり安全で相互接続可能な高性能のコンピューティングサービスを、パブリッククラウド上で提供します。

利便性

E-HPC を使用すると、ECS や EGS コンピューティングクラスターおよびクラスターマネージャーを作成することで、高性能のコンピューティング環境やアプリケーションを簡単にデプロイできるようになります。これにより、コンピューティングを作成する作業負荷を軽減できます。

柔軟性

E-HPC は必要に応じて、クラスターマネージャー内のコンピューティングノードを増減できます。E-HPC は実行中の処理の負荷の検知するため、クラスターノードの柔軟なコンピューティングが可能です。

セキュリティ

E-HPC は、ECS、EGS、VPC により提供されるマルチテナントセキュリティによって保護されています。

連携

E-HPC は、コンソールから Alibaba Cloud の他のプロダクトやサービスとシームレスに連携できます。


プロダクトの詳細

E-HPC と従来のスーパーコンピューティングとの比較

  • E-HPC リソースはニーズに応じて購入できます。また、購入後すぐに利用を開始することができます。

  • E-HPC にはさまざまなオプションが用意されています。アプリケーションのニーズに合わせて、最適なリソースを選択できます。

  • E-HPC は Alibaba Cloud プロダクトと完全に連携でき、それによってデータセキュリティが大幅に強化されると共に高い可用性が確保されます。

E-HPC と自作 HPC クラスターとの比較

  • E-HPC を使用することで、必要に応じた設定や柔軟な対応が可能のため、設備投資額を大幅に削減することができます。ハードウェアシステム、ソフトウェアライセンス、サーバールーム建設費、電力消費、冷房、また日々の運用管理などのコストが削減できます。

  • E-HPC により、ハードウェアアップグレードの必要性がなくなります。

  • E-HPC は、堅牢なスケーラビリティを備え、複数の Alibaba Cloud プロダクトと連携できます。

E-HPC と自作クラウドサーバークラスターとの比較

  • HPC がアプリケーションのサポートするソフトウェアスタック機能をカバーすることで、使いやすいソフトウェア管理サービスを提供します。

  • ソフトウェアライセンスのスケジューリングを最適化し、コストの削減に役立ちます。

  • クラスターノードの自動的なスケーリングを可能にするサービスを提供します。


推奨設定

次の表は、E-HPC に推奨されるインスタンス構成を示しています。
※以下に示すインスタンスは、モデルごとの最高スペックで構成したものになります。クラスターを作成する際は、利用可能な設定から選択することができます。

インスタンスの仕様CPUメモリGPUネットワーク
ecs.sccgn5.16xlarge64 vcores E5-2682 v4 2.5 GHz512 GBNvidia Tesla P100 x 825 Gbps RoCE + DPDK
ecs.gn5-c8g1.4xlarge16 vcores E5-2682 v4 2.5 GHz120 GBNvidia Tesla P100 x 825 Gbps
ecs.scch5.16xlarge64 vcores Skylake Xeon Platinum 3.1 GHz192 GB該当なし25 Gbps RoCE + DPDK
ecs.c5.16xlarge64 vcores Skylake Xeon Platinum 8163 2.5 GHz256 GB該当なし20 Gbps
ecs.sn1ne.8xlarge32 vcores E5-2682 v4 2.5 GHz64 GB該当なし10 Gbps + DPDK

料金

E-HPC では、ECS インスタンス、E-HPC サービス、Network Attached Storage (NAS)、および外部インターネットトラフィックの各項目について課金されます。

※クラスターを大規模でご利用の場合は、サポートセンターまでお問い合わせください。

ECS インスタンスの料金

E-HPC クラスターを有効化すると、クラスター内の各ノードは ECS インスタンスとなります。料金は選択した ECS インスタンス設定により異なります。E-HPC クラスターを作成すると、ECS の購入が自動的に完了します。ECS インスタンスを事前に準備する必要はありません。

ECS の料金

E-HPC サービスの料金

E-HPC は、クラスターの多次元管理を提供します。要求に応じてインスタンスをスケールイン/スケールアウトし、OpenAPI をサポートし、監視とアラート、管理ツール、およびバックグラウンドでの自動サーバー管理を提供します。料金はユーザーの利用するコア数×時間によって計算されます。リージョン内でのユーザーのクラスターコア総数が 200 (vCPU) 以下の場合は、課金されません。総数が 200 (vCPU) を超える場合は、追加のコア数× 1 時間ごとに¥0.35 JPY が課金されます。

NAS の料金

NAS は、E-HPC クラスターにあるすべてのノードの共有ストレージとして使用されます。料金の詳細につきましては、こちらをご参照ください。https://jp.alibabacloud.com/product/nas#pricing

ネットワークトラフィック料金

E-HPC クラスターを作成すると、ログインノードが EIP にバインドされ、デフォルトでパブリック帯域幅が割り当てられます。トラフィックは、1 時間ごとの使用量によって課金されます。料金はアウトバウンドトラフィックにのみ課金されます。インバウンドトラフィックは無料です。

トラフィック料金はリージョンにより異なります。

EIP 課金

E HPC クラスターの合計料金

E-HPC クラスターの合計料金は、クラスターを作成したときに表示される合計料金になります。

利用イメージ

HPCaaS クラウドコンピューティングプラットフォーム

柔軟な作成と迅速なスケーリング

Alibaba Cloud の ECS、EGS、VPC、および NAS プロダクトを基盤にして、E-HPC であらゆる規模の並列コンピューティングクラスターを簡単に構築できます。また、必要に応じてクラスターのノードやストレージを動的に調整することもできます。

利点

迅速性: E-HPC クラスターを作成すると短時間で、対応する分の ECS、EGS、NAS、および関連する RDS、OSS サービスを即座に入手できます。

柔軟なスケーリング: 最初に E-HPC クラスターを作成後、スケジューリングによりクラスターを柔軟にスケーリングでき、物理的クラスターによる制限はありません。

安全な分離: 運用管理スペースとユーザースペースが分離されています。ECS、EGS、VPC の分離機能により、複数ユーザー間でのデータ分離が保証されます。

E-HPC application

はじめに

コンソールを用いた E-HPC の使用

コンソールには、E-HPC クラスターへのアクセスやその作成に使用できる Web ベースのユーザーインターフェイスが用意されています。コンソールを使用して、E-HPC に対応するコンポーネントをプロビジョニング、作成、設定することができます。

コンソール

コンソールより E-HPC クラスターを作成し使用する方法の詳細については、以下を参照してください。

クイックスタート

ドキュメント

E-HPC の動作方法や E-HPC コンポーネントの調整および管理方法の詳細については、ドキュメントを参照してください。

ドキュメント

API リファレンス

E-HPC API を使用するだけで、E-HPC クラスターを効率的にプロビジョニングし、管理できます。

API の概要

リソース

ドキュメント、API、および関連するリソースへの以下のリンクは、E-HPC のすべての機能とその大規模なコンピューティング能力を活用するうえで役立ちます。

よくある質問

E-HPC クラスターにはどのようにしてログインできますか?

E-HPC クラスターの作成を完了すると、対応する EIP が各ログインノードに割り当てられます。

E-HPC 管理コンソールの左側パネルにある [node] タグをクリックします。[cluster] ドロップダウンメニューからクラスター名を選択します。次に、ノードタイプのドロップダウンメニューから [Login node] を選択します。ログインノードに対応する EIP アドレスが、表の [IP addr/ID] セクションに表示されます。

事前に設定された root パスワードで、いずれの SSH クライアントからもログインノードにアクセスできます。デフォルトでは、ログインシェルとして Bash が設定されています。

E-HPC クラスターノードを ECS コンソールから管理すべきでない理由はなんですか?

E-HPC クラスターは ECS に基づいて作成されていますが、E-HPC には以下を含む (これに限らない) デプロイ手順が追加されています。

  • E-HPC は、事前に設定したノード比率および指定したインスタンス設定に基づいて、すべてのノードタイプについて ECS をバッチで有効化します。たとえば、高可用性が有効化されている場合、制御ノードとログインノードとコンピューティングノードの比率は 4:1:n です。

  • E-HPC は、ECS がすべてのノードに対して有効になってから制御システムをデプロイします。

  • E-HPC は、制御システムを使用して、選択したソフトウェアや独立パッケージを事前にインストールします。

  • E-HPC は、ノードタイプに基づいてジョブスケジューラーのサーバーおよびクライアントを設定します。

前述の操作や関連するサービスは、E-HPC クラスターのデプロイ手順により異なります。ECS コンソールでノードを操作すると、クラスター作成エラー、ノードオフライン、およびスケジューリングシステムエラーなどの例外が発生することがあります。そのため、E-HPC クラスターノードの操作には、トラブルシューティングを目的とする場合以外、ECS コンソールを使用しないことをお勧めします。

特別な要件がある場合、E-HPC 開発および保守技術者の指導の下でのみ、ノードの操作に ECS コンソールを使用できます。

E-HPC の可用性について教えてください。

高可用性 (HA) は、単一ノードのエラーがクラスター全体のエラーにつながらないような E-HPC の機能を指します。クラスターマスターノード (スケジューリングノード) とドメインアカウント管理ノードは、どちらも高可用性の設定が可能です。たとえば、PBS pro スケジューリングノードおよび NIS サーバーノードをどちらもマスターノード + スレーブノードとして重複させ、E-HPC クラスター内のいずれかのマスターノードがエラーになった場合、クラスターにより自動的に対応するスレーブノードに切り替えます。