Web ホスティング用のブラックホールしきい値には、以下の値がデフォルト設定されています (単位: bps)。

共有ホスティングの場合、1 つの IP アドレスを複数のホストで共有しているため、ブラックホールしきい値を決定することができません。 とはいえ、実際に適用されるしきい値は、デフォルトのしきい値より低い値でなければなりません。 共有ホスティングサーバーのブラックホールがトリガーされると、このサーバーおよび IP アドレスを共有しているすべてのサーバーにアクセスすることができなくなります。 セキュリティを重視する場合は、ECS インスタンスの購入を強く推奨します。
リージョン ホスティングしきい値
中国 (杭州) 5 G
中国 (青島) 5 G
中国 (深セン) 2 G
中国 (北京) 2 G
中国 (上海) 2 G
中国 (香港) 500 M
米国 (シリコンバレー) 500 M
シンガポール 500 M
ブラックホールの持続時間は、ブラックホールがトリガーされてからの持続時間で、デフォルトでは 2.5 時間です。 実際のブラックホールの持続時間は、攻撃の程度に応じて 30 分から 24 時間の間で変動します。 さらに以下の要因が考慮されます。
  • 攻撃の継続。 攻撃が続く場合には、ブラックホールの持続時間は延長されます。
  • 攻撃頻度。 初めて攻撃を受ける ECS インスタンスの場合、ブラックホールの持続時間は自動的に短縮されますが、頻繁に攻撃を受けている場合には、ブラックホールの持続時間は自動的に延長されます。
あまりにも頻繁にブラックホールに入る場合、Alibaba Cloud Security 側でブラックホールの持続時間を延長し、また、ブラックホールのしきい値を下げることができるものとします。 実際に適用されている持続時間としきい値の情報は、Alibaba Cloud Anti-DDoS Basic コンソールで確認します。

DDoS 軽減帯域幅を増やして強化するには、「Alibaba Cloud Anti-DDoS Pro」をご参照ください。