作成された Kubernetes クラスターに既存の ECS (Elastic Compute Service) インスタンスを追加することができます。 現在、Kubernetes
クラスターはワーカーノードの追加のみのサポートです。
始める前に
- クラスターを作成していない場合は、初めにクラスターを作成します。 クラスターの作成については、Kubernetes クラスターの作成をご参照ください。
- 最初に、ECS インスタンスを Kubernetes クラスターのセキュリティグループへ追加します。
このタスクについて
- デフォルトでは、それぞれのクラスターには 40 個までノードを含めることができます。 さらにノードを追加する場合は、チケットを起票し、サポートセンターへお問い合わせください。
- 追加する ECS インスタンスはクラスターと同じ VPC (Virtual Private Cloud) リージョンにある必要があります。
- 既存のインスタンスを追加する際、お使いのインスタンスが VPC ネットワークタイプに対する EIP (Elastic IP) を持っているか、または対応する VPC
がすでに NAT ゲートウェイに設定されているかを確認してください。 つまり、対応するノードがパブリックネットワークに正常にアクセスできることを確認してください。
正常にアクセスできない場合、ECS インスタンスの追加ができません。
- 追加する ECS インスタンスはクラスターと同じアカウントにある必要があります。
- オペレーティングシステムが CentOS の ECS インスタンスのみ追加することができます。
手順
- Container Service コンソールにログインします。
- Kubernetes で左側のナビゲーションウィンドウから、[クラスター] をクリックします。
- 対象となるクラスターを選択し、 をクリックします。
既存のインスタンスの追加ページが表示されます。 現在のアカウントで利用可能なすべての ECS インスタンスがページ上に表示されます。 既存の ECS インスタンスの追加を自動または手動で行うかを選択します。
自動での追加を選択した場合、クラスターに自動的に追加する ECS インスタンスを選択します。 手動での追加を選択した場合、コマンドを取得した後、クラスターに ECS
インスタンスを追加するため、対応する ECS インスタンスにログインします。 1 度に追加できる ECS インスタンスは 1 つだけです。
- 1 度に複数の ECS インスタンスを追加するには自動での追加を選択します。
- クラウドサーバーのリストで、対象となる ECS インスタンスを選択し、[次のステップ] をクリックします。
- インスタンスの情報を入力し、ログインパスワードの設定後、[次のステップ] をクリックします。
- 表示されたダイアログボックスの [確認] をクリックします。 選択した ECS インスタンスが自動的にクラスターに追加されます。
- オプション: 手動で既存の ECS インスタンスをクラスターに追加するために、手動での追加も選択できます。
- 追加する ECS インスタンスを選択し、[次のステップ] をクリックします。 1 度に追加できる ECS インスタンスは 1 つのみです。
- 表示された情報を確認し、[次のステップ] をクリックします。
- コマンドをコピーします。
- [完了] をクリックします。
- ECS コンソールにログインし、左側のナビゲーションウィンドウから [インスタンス] をクリックします。 クラスターのあるリージョンおよび追加する ECS インスタンスを選択します。
- 追加する ECS インスタンスの右側にある [接続] をクリックします。 VNC パスワードを入力するダイアログボックスが表示されます。 VNC パスワードを入力し、[OK] をクリックします。 コピーしたコマンドを入力し、[OK] をクリックしスクリプトを実行します。
- スクリプトの実行が成功した後、ECS インスタンスがクラスターに追加されています。 クラスターリストページのクラスター ID をクリックすると、クラスターのノードリストを参照でき、ECS
インスタンスのクラスターへの追加が成功したかどうか確認することができます。