ここでは、開発者がメディア処理サービスをよりよく理解したうえで使用できるよう、MPS の基本概念と関連性について説明しています。

コンセプトの説明
  • メディア

    メディアには、入力ビデオ / オーディオ メディアファイル、および、トランスコード / スクリーンショット / メディア情報 / AI タグなどの、関連するすべての出力ファイルが含まれます。 入力ファイルとメディアは、 1 対 1 の関係にあり、メディア ID によって一意に識別されます。

    メディアファイル

    メディアファイルは、すべてのメディアの集合であり、メディアはメディアファイルの最小単位です。

  • ワークフロー
    ワークフローはメディアの作成を自動化する工場のようなもので、MediaWorkflowId によって一意に識別されます。
    メディアワークフローは、ワークフローともいいます。
    • イベント

      ワークフロー内の各ノードは、アクティビティといいます。 アクティビティは、実際の要件に応じて、並行処理 (タスク A、B、Cなど)、もしくは直列化による処理 (タスクA1、A2 など)で実行します。 最初の入力アクティビティと最後のレポート通知アクティビティに加え、アクティビティは、トランスコードタスクやスクリーンショットタスクなどの各種タスクをサポートしています。

      • 入力アクティビティの開始

        ワークフローに関連付けられたストレージのトリガーパスを設定し、ビデオ / オーディオマルチメディアファイルが対応するパスにアップロードされるたびにタスクの実行を自動的にトリガーします。

      • ポストレポートアクティビティの終了

        ワークフローの実行が終了すると、実装メッセージが送信されます。 実行結果には、メディア ID の絶対アドレスとマルチメディアファイルが含まれているため、特定のマルチメディアファイルを実行することができます。

      • タスクアクティビティ

        タスクでサポートされているすべてのパラメーターは、タスクアクティビティで設定することができます。

    • マッチングルール
      たとえば、アップロードされたファイルが http:// bucket.oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com/A/B/C/test1.flv の場合、設定されたトリガーパスの結果は次の通りです。
      パス マッチングするかどうか
      http://bucket.oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com/A/B/C/ はい
      http://bucket.oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com/A/B/C2/ いいえ
      http://bucket.oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com/A/B/ はい
      http://bucket.oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com/A/B2/ いいえ
      http://bucket.oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com/A/ はい
      http://bucket.oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com/A2/B/C/ いいえ
      http://bucket.oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com/A/B/C/test はい
      http://bucket.oss-cn-hangzhou.aliyuncs.com/A/B/C/test2 いいえ
    • 拡張子マッチングルール
      自動トリガーシステムは、アップロード中のファイルの拡張子をチェックし、無効なデータ (pdf、word ファイル、その他のファイルなど) が生成されないようにします。
      API の手動トリガーシステムでは、拡張子はチェックされません。

      ファイルに拡張子が付いていないか (ファイルに拡張子区切り文字 "." が含まれていない)、もしくは次の拡張子のファイルである必要があります。

      • ビデオ

        3gp, asf, avi, dat, dv, flv, f4v, gif, m2t, m3u8, m4v, mj2, mjpeg, mkv, mov, mp4, mpe, mpg, mpeg, mts, ogg, qt, rm, rmvb, swf, ts, vob, wmv and webm.

      • オーディオ

        aac, ac3, acm, amr, ape, caf, flac, m4a, mp3, ra, wav, wma, aiff

    • ワークフローの実行

      マッチするマルチメディアファイルをアップロードするごとに、1 回実行されます。 同じマルチメディアファイルを複数回アップロードすれば、ワークフローは複数回実行されます。 各実行には一意の RunId 識別子があります。

      アップロード時の自動トリガー機能に加え、ワークフローではストレージに格納されているマルチメディアファイルを対象として、API で実行させることもできます。 API を呼び出すたびに実行されます。

    • ユーザーデータ

      実行するたびに、製品 ID などのカスタムユーザーデータパラメーターを指定することができます。 カスタムユーザーデータパラメーターは、メッセージ通知で返されるため、メディア ID またはマルチメディアファイルの絶対パスを業務システムに記録する必要がありません。 一方で、製品 ID などのカスタムユーザーデータを使用して、業務システムに関連付けを行うこともできます。