ECS コンソールで ECS インスタンスを作成する際、ENI (エラスティックネットワークインターフェイス) をアタッチすることができます。インスタンス作成に関する詳細は、「インスタンスを作成する」をご参照ください。

ECS インスタンスを作成中に ENI をアタッチする前に、以下のことに注意します。

  • 基本設定
    • リージョン: ENI はあらゆるリージョンでサポートされます。
    • インスタンスタイプ: ENI をサポートするインスタンスタイプを選びます。 選ぶインスタンスタイプは、I/O 最適化されたものでなければなりません。
    • イメージ: 手動設定を必要とせず ENI をサポートするのは、以下のイメージタイプだけです。 その他のイメージの場合、ENI が作成されたインスタンスをサポートするように構成しなければなりません。
      • Centos 7.3 64-bit
      • Centos 6.8 64-bit
      • Windows Server 2016 Data Center Edition 64-bit
      • Windows Server 2012 R2 Data Center Edition 64-bit
    • ネットワーキング
      • ネットワーク: [VPC] を選択し、VPC と VSwitch を選択します。
      • ENI: [ENI を加える] をクリックして対象となる ENI を追加し、VSwitch を選択します。
        • コンソール内にインスタンスを作成する場合、ENI は 2 つまでアタッチできます。 一つは自動的に添付されるプライマリENI、もう一つはセカンダリ ENI になります。
        • インスタンスのスタート後、ECS コンソールのインスタンスタイプに基いて、または [AttachNetworkInterface] API を使用することで、追加のセカンダリ ENI を添付することができます。

この様に作成されたセカンダリ ENI を維持するには、インスタンスをリリースする前にインスタンスからデタッチする必要があります。