Alibaba Cloud のシニアエキスパートが Redis サービスのカーネルの徹底的な最適化を実施し、セキュリティ脆弱性を修正し、サービスの安定性を改善して誕生させたのが ApsaraDB for Redis です。 同時に、カスタマーの要求の高まりに応じるため、ApsaraDB for Redis カーネルバージョンは より多くのプロダクト機能が提供され、ネイティブ Redis コマンドがサポートされるように最適化されています。

本ページでは、ApsaraDB for Redis の最新バージョンで提供されるプロダクトの特徴と機能について説明します。 カーネルの最新バージョンではプロダクトの特徴と機能が提供されます。 新しい機能が気に入った場合は、コンソールで 1 回クリックするだけで、カーネルが最新バージョンにアップグレードされます。 カーネルバージョンのアップグレードによって接続が 30 秒間中断されるため、業務影響が少ない時間帯に、アプリケーションに再接続メカニズムがあることを確認してからアップグレードを実施します。

IP ホワイトリスト

スタンダードバージョンのデュアルノード設定とシングルノード設定、およびクラスターバージョン al ではカスタムホワイトリストがサポートされています。

GEO 関数

ApsaraDB for Redis の現行バージョンは 2.8 です。 Redis オープンソースコミュニティの開発に遅れを取らないように、ApsaraDB for Redis では Redis コミュニティバージョン 3.2 で搭載されている GEO 関数が、 すでに完全にサポートされています。

CONFIG GET コマンド

CONFIG GET コマンドの使用に関する制限は解除されています。

LUA のサポート

LUA スクリプトの使用に関する制限は解除されます。 スタンダードバージョンのデュアルおよびシングルノード設定で、このコマンドを直接呼び出します。

クラスターバージョンでは条件付きでサポートされます。

  • すべてのキーは KEYS 配列で送信する必要があります。 redis.call/pcall で Redis コマンドが呼び出されるとき、キーの配置は KEYS 配列でなければなりません。 そうでない場合はエラーが報告されます。

    `"-ERR bad lua script for redis cluster, all the keys that the script uses should be passed using the KEYS array\r\n"`
  • すべてのキーは 1 つのスロット内にある必要があり、そうでない場合はエラーが報告されます。
    "-ERR eval/evalsha command keys must in same slot\r\n"

CLIENT LIST コマンド

CLIENT LIST コマンドの使用に関する制限は解除されています。 CLIENT LIST コマンドは、スタンダードバージョンのデュアルノード設定およびシングルノード設定で呼び出されますが、現時点でクラスターバージョンではこのコマンドはサポートされていません。