ここでは、 MaxCompute テーブルのライフサイクルの概念を詳しく紹介します。

MaxCompute テーブルやパーティションのライフサイクルは、最後の更新時間から計測されます。 指定した時間が経過しても変更されないテーブルやパーティションは、 MaxCompute により自動的にリサイクルされます。 「指定した時間」によりライフサイクルが設定されます。

  • ライフサイクル単位: 日数で、正の整数のみ指定できます。
  • 非パーティションテーブルにライフサイクルを設定すると、ライフサイクルは、テーブルデータが最後に変更された時刻 (LastDataModifiedTime) からカウントされます。 指定した時間が過ぎてもテーブルデータが変更されない場合、手動による操作がなくてもテーブルは自動的にリサイクルされます (テーブルの削除操作と同様)。
  • パーティションテーブルにライフサイクルを設定する場合は、ユーザーが各パーティションの LastDataModifiedTime に基づき、パーティションテーブルをリサイクルするかどうかを決定します。 非パーティションテーブルとは異なり、すべてのパーティションがリサイクルされても、パーティション テーブルは削除されません。

    ライフサイクルスキャンは、スケジュールされた時間に毎日開始され、パーティション全体がスキャンされます。ライフサイクルが過ぎても変更されないパーティションは、自動的にリサイクルされます。

    パーティションテーブルのライフサイクルを設定すると、LastDataModifiedTime に基づいて、パーティションをリサイクルするかが自動的に判断されます。 非パーティションテーブルとは異なり、すべてのパーティションがリサイクルされても、パーティションテーブルは削除されません。

  • テーブルのライフサイクルは設定できますが、パーティションのライフサイクルは設定できません。 テーブルのライフサイクルは、テーブルの作成時に指定できます。
  • ライフサイクルを指定していない場合、パーティションやテーブルが自動的にリサイクルされることはありません。

テーブルの作成時にライフサイクルを指定または変更する方法、およびテーブルの LastDataModifiedTime を変更する方法については、「テーブル操作」をご参照ください。