ユーザーが複数のプロジェクトのプロジェクト所有者または管理者 (admin ロール) であるとします。 プライマリアカウントの1つに複数のプロジェクトがあり、プロジェクト prj1 には他のプロジェクトと共有できるリソース (テーブル、リソース、カスタム関数を含む) があります。 ただし、他のプロジェクトのユーザーを prj1 に追加して、権限を 1 つずつ付与するのは複雑ですし、関連のないユーザーを prj1 プロジェクトに追加すると (関連のないユーザーが存在する場合) プロジェクト管理が複雑になります。このセクションでは、プロジェクト間のリソース共有について説明します。

ユーザーがリソースをきめ細かく管理する必要があり、管理権限を申請するユーザーがビジネスプロジェクトチームのメンバーである場合は、プロジェクトユーザーと権限管理機能を使用することを推奨します。

パッケージはプロジェクト間でデータとリソースを共有するために使用されます。 これによりプロジェクト間のユーザー権限付与の問題を解決します。

以下の問題を効果的に解決するには、パッケージを使用してください。

Alifinance プロジェクトのメンバーが Alipay プロジェクトのデータにアクセスする必要がある場合、Alipay プロジェクトの管理者は面倒な認証操作を行う必要があります。具体的には、最初に Alifinance プロジェクトのユーザーを Alipay プロジェクトに追加し、次に新しく追加されたユーザーに対してそれぞれに一般的な認証を行います。

実際、Alipay プロジェクトの管理者は、Alifiance プロジェクトのすべてのユーザーの認証と管理を必要としているわけではありません。 代わりに、管理者は許可オブジェクトに対して効率的に自律認証制御を行うための機能を期待しています。

パッケージを使用すると、Alipay プロジェクトの管理者は、Alifinance プロジェクトで使用されるオブジェクトに対してパッケージ権限付与を実行し (つまり、パッケージの作成)、Alifinance プロジェクトにパッケージのインストールを許可することができます。Alifinance プロジェクトの管理者がパッケージをインストールした後、管理者は必要に応じて Alifinance プロジェクトのユーザーにパッケージの権限を付与するかどうかを決定できます。