リージョン間レプリケーションは、異なるリージョンのバケット間でオブジェクトを自動的かつ非同期的にコピーするために使用されます。 ソースバケット内のオブジェクトに対する変更 (作成、置換、および削除) は、対象のバケットと同期されます。
注 現在、リージョン間レプリケーション機能は、中国本土の異なるリージョン間でのみサポートされています。
手順
- [OSS コンソール] にログインします。
- 左側のバケットリストで、リージョン間レプリケーションを設定するバケットの名前をクリックします。
- [基本設定] タブをクリックし、[リージョン間レプリケーション (CRR) ] のリージョンを見つけます。
- [有効にする] をクリックして、[リージョン間レプリケーション (CRR) ] ダイアログボックスを開きます。
- 対象のバケットのリージョンと名前を選択します。
注
- 同期しているソースバケットと対象のバケットは、異なるリージョンにある必要があります。
- リージョン間 レプリケーションが有効になっている 2 つのバケットを、他のバケットと同期させることはできません。
- [適用先] には、次の 2 つのオプションから選択します。
- ソースバケット内のすべてのファイル: バケット内のすべてのオブジェクトを対象のバケットと同期させます。
- 指定されたプレフィックスを持つファイル: バケット内の指定されたプレフィックスを持つオブジェクトを、対象のバケットと同期させます。 たとえば、バケットのルートディレクトリに "management" という名前のフォルダがあり、"management" の中に "abc" という名前のフォルダがあるとします。 "abc" フォルダ内のオブジェクトを同期する場合は、"management/abc" をプレフィックスとして追加します。 最大 5 つのプレフィックスを追加できます。
- 次の [操作] オプションから選択します。
- 追加/削除/変更: バケット内のすべてのデータ (追加、変更、削除の操作を含む) を対象のバケットに同期させます。
- 追加/変更: バケット内の追加または変更されたデータのみを対象バケットに同期させます。
- 履歴データを複製するかどうかを選択します。
注 履歴データの複製を有効にすると、ソースバケットから複製されたオブジェクトが、対象のバケット内の同じ名前のオブジェクトを上書きする可能性があります。 そのため、複製前にソースバケットと対象のバケットのデータが一致していることを確認します。
- [OK] をクリックします。
注
- 設定が完了してから、リージョン間レプリケーションが有効になるまでに 3 分から 5 分かかることがあります。 同期に関する情報は、ソースバケットが同期された後に表示されます。
- リージョン間 レプリケーションでは、データは非同期的に複製されます。 そのため、データサイズに応じてデータを対象のバケットに複製するのに通常数分または数時間かかります。