DTS コンソールで、サブスクリプションインスタンスの変更データを表示できます。
手順
サブスクリプションデータを表示するには、次の手順を実行します。
DTS コンソール にログオンします。
データ同期ページで、表示する同期インスタンスの [サブスクリプションデータの表示] をクリックします。表示機能は、[正常] および [異常] ステータスのサブスクリプションチャネルでのみ使用できます。
サブスクリプションデータページで、変更データを表示する期間を選択します。期間は、サブスクリプションインスタンスの時間範囲内でなければなりません。
パラメーターの説明
サブスクリプションデータは、DTS 内部データ形式で表示されます。データレコードの各フィールドの意味は次の通りです。
サービス ID: RDS インスタンスの IP アドレスおよびポート番号 (IP:PORT 形式)。
データベース名: 変更レコードが属するデータベースの名前。
テーブル名: 変更レコードが属するテーブルの名前。
変更タイプ: update、delete、insert、replace、begin、commit、ddl、dml、heartbeat など、変更レコードの変更種別。heartbeat は、サブスクリプションインスタンスの健全性を監視するために使用される DTS 専用のビートレコードです。1 秒あたり 1 ビートは、サブスクリプションインスタンスが健全であることを示します。それ以外の場合、サブスクリプションチャネルは異常です。
チェックポイント: binlog の変更レコードのチェックポイント。binlog_file_offset@binlog_file_id の形式です。具体的には、次の通り。
binlog_file_id
は、binlog ファイル名のポストフィックスです。binlog_file_offset
は binlog ファイル内のこの binlog ログのオフセットです。
タイムスタンプ: 変更レコードが binlog ファイルに書き込まれた時のタイムスタンプ。
フィールド名: この変更レコードに対応する各フィールドの名前。
フィールドタイプ: この変更レコードに対応する各フィールドのデータタイプ。
フィールドエンコーディング: 対応する変更レコードの文字エンコーディング。
事前イメージ: 変更前の各フィールドの値。insert 文はサポートされていません。
事後イメージ: 変更を適用した後の各フィールドの値。delete 文はサポートされていません。
update 文には、事前および事後の両イメージに値があります。
DDL および DML 文にはフィールドの詳細しかありません。フィールド名、フィールドタイプ、フィールドエンコーディング、事前イメージおよび事後イメージは含まれません。