スケジューリングサービスは、リソースモジュールとバージョンモジュールで構成されています。 スケジューリングサービスでは、主にリソースの割り当てとインスタンスのバージョン管理が行われます。

リソース

リソースモジュールで、基になる RDS リソースが割り当てられ、統合されます。 たとえば、 RDS コンソール または API を使ってインスタンスを作成する場合、 どの物理サーバーがトラフィックを伝送するのに最適かがリソースモジュールによって判断されます。 また、 RDS インスタンスのゾーン間移行に必要なリソースは、リソースモジュールによって統合されます。 リソースモジュールによって統合されます。 長時間にわたるインスタンスの作成、削除、移行を行ったあと、 ゾーン内のリソースの断片化の程度がリソースモジュールで計算され、 ゾーンのサービス処理能力を向上させるために定期的にリソース統合を開始します 。

バージョン

バージョンモジュールは、RDSインスタンスのバージョンアップに適用できます。 例:

  • メジャーバージョンアップグレード: MySQL 5.1 から MySQL 5.5 にのアップグレードし、MySQL 5.5 から MySQL 5.6 にのアップグレードします。
  • マイナーバージョンアップグレード: MySQL ソースコードのバグを修正しました。