ApsaraDB には、ビジネス可用性を確保するために、物理層、ネットワーク層、およびアプリケーション層にわたるマルチレベルのモニタリングサービスが提供されます。

サービス

サービスモジュールで、サービスレベルのステータスが追跡されます。 RDS が依存する SLB、OSS、 アーカイブストレージ、ログサービス、およびその他のクラウド製品の機能や応答時間などの 正常性を監視します。 また、ログを使用して、 内部 RDS サービスが正常に作動しているかを判別します。

ネットワーク

ネットワークモジュールで、ネットワーク層のステータスが追跡されます。 ECS と RDS 間、および物理 RDS サーバー間の接続性、およびルーターとスイッチのパケットロス率が、ネットワークモジュールで監視されます。

OS

OS モジュールで、ハードウェアおよび OS カーネル層で以下のステータスが追跡されます。

  • ハードウェアのオーバーホール: CPU、メモリ、メインボード、ストレージの動作状況を常時チェックします。障害が発生するかどうかを事前に判断し、事前に修復レポートを自動送信します。

  • OS カーネルモニタリング: すべてのデータベースコールを追跡し、カーネルのステータスを使ってスローダウンやコールエラーの原因を分析します。

インスタンス

インスタンスモジュールで、以下のような RDS インスタンスレベルの情報が収集されます。

  • 利用可能なインスタンス情報

  • インスタンス容量とパフォーマンスの指標

  • インスタンス SQL 実行レコード