ここでは、Auto Scaling のスケーリングモードについて説明します。

  • スケジュールされたスケーリング: 指定した時間にスケーリングされるように Auto Scaling を設定します。 たとえば、毎日 13 時にスケールアップします。
  • 動的スケーリング: ターゲットを追跡して、スケールアップやスケールダウンを動的に行います。 ユーザーはメトリックを選択し、目標値を設定します。 Auto Scaling は、スケーリングポリシーをトリガーする CloudMonitor アラームを作成します。 スケーリングポリシーによって、指定した目標値、またはそれに近い値のメトリックを維持するために必要な容量を追加または削除します。
  • 容量維持モード: MinSize を設定することで、スケーリンググループ内で正常に実行される最小インスタンス数を維持できます。
  • ターゲット追跡カスタマイズ: API を使用し、独自のモニタリングシステムのメトリックに基づいて、手動でスケーリングします
    • スケーリングポリシーを手動で実行します。
    • ECS インスタンスを手動で追加または削除します。
    • 設定した MinSize と MaxSize の間で、ECS インスタンス数が自動的に調整されます。
  • ヘルスチェック: 指定したポリシーに従って、[実行中] 以外のステータスのインスタンスが自動的にリリースされます。
  • マルチモード: アプリケーションの需要が予測困難な場合に、複数のスケーリングモードを組み合わせることができます。 たとえば、毎日 13:00〜14:00 の間は ECS インスタンスを 20 個にスケールアウトするよう設定しても、実際の需要ではもっと多くのインスタンスが必要になることがあります。スケジュールされたスケーリングモードと他のスケーリングモードを併用することで、需要の変化に対応しやすくなります。
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