パブリッククラウドとは?

パブリッククラウドは、個人でも企業でも一般的に誰でも利用できるように作られたクラウドインフラストラクチャです。基本的に、サードパーティのパブリッククラウドプロバイダーは、インターネット経由でアクセス可能な仮想環境でサーバーをリースしています。ユーザーは、クラウドサーバー、データストレージ、その他さまざまなクラウド関連のパブリッククラウドサービスを購入することで上記のサーバー環境にアクセスできます。

パブリッククラウドの利点とは?

パブリッククラウドは、物理サーバーを購入しインストールする必要がないことから、費用対効果の高いソリューションと言えます。パブリッククラウドを使用すると、サーバーの運用保守(O&M)から解放されるだけでなく、総所有コスト(TCO)を削減できます。これにより、プライベートクラウドソリューションのように、サーバーの運用保守の心配をしたり追加のハードウェアを購入することなく、Webサイトやアプリケーションを開発できます。また、パブリッククラウドでは「ペイアズユーゴー(pay-as-you-go)」モデルに対応しているため、お客様が必要なリソースの分だけ支払うことも可能です。

どのような時にパブリッククラウドを利用すべきか? パブリッククラウドは自社の環境に合っているか?

パブリッククラウドソリューションを使用することで、誰でも IT インフラストラクチャのメリットを享受できますが、そこで受けられるメリットはビジネスの規模によって異なる場合があります。パブリッククラウドは、データセンターの管理や保守について心配する必要がなくなるため、中小企業のソフトウェア開発プロセスにおけるスピードアップに役立ちます。大企業の場合、クラウドコンピューティングでは実質的に無制限の計算能力とストレージスペースが提供されるため、事業規模を容易にスケールアップできるようになります。このような特徴から、パブリッククラウドは、Gmail や Office 365 のような、 ニーズに変動があるものもしくはパブリック専用のアプリケーションを持つ企業に適しています。

パブリッククラウドは安全か? パブリッククラウドの安全性はどのように担保されるのか?

パブリッククラウドは、インターネットを介して一般にアクセス可能ですが、お客様のデータは仮想化によって他のユーザーのデータから分離されています。また、パブリッククラウドプロバイダはセキュリティを強化するために、物理的な分離を含め、さまざまなレベルでの分離を可能にしています。さらに、パブリッククラウドプロバイダは自社の運用基盤に脆弱性がなく、最新のソフトウェアパッチで更新されていることを保証しています。ただし、アクセス、認証、暗号化、アプリケーション構成など、クラウドでお客様のデータをどのように扱うかについては、お客様が責任を持つ範囲として明確に分けられています。
パブリッククラウドのセキュリティとは?
詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください: Why public cloud is not a security concern

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